暁 〜小説投稿サイト〜
スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第九十二話 果てしなき旅立ち
[2/17]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
ります」
「わしもこれよりシアトルに向かう。そしてここで」
「決戦と」
「そうだ。メカを全て出せ」
「ハッ」
「ここで決着を着ける。よいな」
「御意」
ゴッドネロスはモニターから姿を消した。そして三人は動きはじめた。
「ネオネロスめ、遂に自ら打って出るか」
サバラスもそれはわかっていた。戦闘態勢に入っていた。
「ファザー」
そしてファザーに顔を向ける。
「ネオネロスが到着したならばすぐに感知してくれ」
「はい」
「その位置を私に知らせてくれ。頼むぞ」
「わかりました」
ファザーはそれに頷いた。彼等もまた決戦に備えていた。
双方で戦いがはじまろうとしているその時だった。戦場にロンド=ベルも姿を現わした。
「来たな」
ブンドルがそれに顔を向ける。
「マドモアゼル=レミー。これが最後の戦いとなるのだ」
「あら、やっぱり局長さんもいるのね」
「まあ予想通りだな」
「予想通りのフルキャストだ。向こうも勝負をかけてきたようだぜ」
当然ゴーショーグンもそこにいた。ロンド=ベルはもう全てのマシンを出していた。
「それは好都合ってやつだな」
トッドがそれを聞いて言う。
「ここでドクーガを壊滅させればまた敵が一つ減るからな」
「そういうこと。それじゃあ気合入れていくとしよう」
「おお、やってやるぜ!」
忍が叫ぶ。
「忍さんも決め台詞言ったし」
プレセアがここで言った。
「万丈さんもここであれやってくれません?」
「おいおい、あれをかい」
「はい。久し振りに聞きたいなあって」
「参ったな。小さい女の子に言われると断れない」
「じゃあいっちょ派出なの頼むぜ」
「よしわかった。じゃあ」
マサキの言葉にも頷く。そしてあの台詞に入った。
「世の為人の為ドクーガの野望を打ち砕くダイターン3、この日輪の輝きを恐れぬのならばかかって来い!」
「おうおう、また決めてくれるわ」
ケルナグールがそれを見て言う。
「その台詞はわしの必殺ブローを防いでからにしてもらおうか」
「待て、わしの議員への立候補が先だ」
「何っ、カットナル御主まだ諦めておらぬのか」
「ええい五月蝿い、わしが諦めると思うたか!」
「無理に決まっておろう、わし等のことは全世界に放送されたぞ」
「それは一体誰のせいだ!会社経営に影響が出たらどうするのだ!」
「そんなことわしの知ったことではないわ。ケルナグール=フライドチキンは今日も大繁盛じゃからな」
「御主の嫁さんのおかげだろう、それは」
「フハハハハハハハハハ!最高のかみさんじゃぞ!」
「世の中間違っている」
それを聞いてブンドルが呟く。
「どうしてこの様な野蛮人に」
「嫉妬かブンドル、まあそう妬くな」
「妬いてはいないが」
「わしもなあ、あんなかみさんがいて人生最高よ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ