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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第六十八話 集結!!七大将軍
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ジャブローへの攻撃が失敗に終わった後ミケーネ帝国軍は岡の言葉通りジャブローから北にあるギアナ高地近辺で軍を集結させていた。そこに続々と兵がやって来ていた。
「超人将軍ユリシーザ、到着しました」
「悪霊将軍ハーディアス、ここに」
「大昆虫将軍スカラベ、参りました」
「猛獣将軍ライガーンでございます」
異形の者達が暗黒大将軍の周りに集まってきていた。そして暗黒大将軍は彼等を見てまず言った。
「遠地よりはるばる御苦労だったな」
「いえ」
将軍達はそのねぎらいの言葉に恭しく頭を垂れた。
「暗黒大将軍、そしてミケーネ帝国の為ならば」
「我等例え火の中水の中であっても」
「済まぬな」
暗黒大将軍はそんな彼等に対してまた言った。
「ではその命預からさせてもらいたいが」
「はっ」
「ジャブローを攻略する。よいな」
「そしてそこを我等の地上攻略の本拠地とすると」
「そうだ」
今度は強い声で頷いた。
「総攻撃を仕掛ける。よいな」
「了解」
「敵はロンド=ベルだ」
「ロンド=ベル」
その名を聞いた将軍達の顔色が変わった。
「手強いぞ。それはわかっているな」
「無論」
「用心してかかれ。敵は今守りを固めておる」
「ではその陣は私が崩して御覧に入れましょう」
「超人将軍か」
「はい」
見ればユリシーザが名乗り出てきていた。
「私がまず敵に切り込みます。そして血路を」
「いや、それはそれがしが」
今度はライガーンが名乗り出た。
「ジャブロー一番乗りは。是非それがしが」
「何を言うか、それはわしの役目だ」
今度はハーディアスが出て来た。
「この悪霊将軍こそジャブロー一番乗りの大任を果たすのだ」
「馬鹿を言え」
「それはわしが」
将軍達は互いに言い争いをはじめた。だがそれは暗黒大将軍達によって阻まれた。
「まあ待て」
「将軍」
「ここはわしに任せよ。今その任を与える者を選ぶ」
「それは」
将軍達はそれを聞いて固唾を飲んだ。そして彼の裁決を待った。
「超人将軍」
「はっ」
ユリシーザが顔を上げる。
「先陣は貴殿に任せる。よいな」
「有り難き幸せ」
「そして次は猛獣将軍」
「はっ」
「主力を率いてくれ。よいな」
「わかりました」
ライガーンはそれを聞き恭しく頭を垂れた。
「そして右は大昆虫将軍」
「はっ」
「左は妖爬虫将軍」
「わかりました」
「それぞれの軍で以って担当するように。よいな」
「了解しました」
二人はそれに頷いた。
「そして怪鳥将軍と魔魚将軍はそれの援護」
「了解」
「畏まりました」
「悪霊将軍は遊撃戦力だ。自由に動いてよい」
「わかりました」
こうして瞬く間に布陣を命じた。その統率力は流石と言えるものであった。
「わしは予備戦力を以って全軍の
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