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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第四十一話 コロニー阻止作戦
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                第四十一話 コロニー阻止作戦
 火星の後継者達との戦いを終え、コロニーへ向かうロンド=ベル、今彼等は慌しく補給を受けていた。
「間に合って何よりですね」
「ええ、まあ」
 ラー=カイラムの艦橋には金髪の美しい女性がいた。青い軍服と膝までのタイトスカートを身に纏っている。ブライトが彼女に挨拶をしていた。
「エマリー艦長、おかげで助かりました」
「いえ、これも任務ですから」
 その女エマリー=オンスはブライトの礼に対して微笑で以って返した。
「ロンド=ベルが宇宙に出たと聞いてこちらに急行したのです。ヘンケン艦長の御言葉で」
「ヘンケン艦長の」
「今は地球の防衛にあたっておられますが。何かあればすぐにロンド=ベルの救援に向かうよう仰っていました」
「そうでしたか。それでヘンケン艦長は御元気ですか」
「ええ、とても。エマ中尉に会いたがっていましたよ」
「何でいつも私なのかしら」
 艦橋にいたエマはそれを聞いて首を傾げさせた。
「エマ中尉、野暮な詮索は止めた方がいいわよ」
「ハルカさん」
 モニターにナデシコからハルカが出て来た。
「まあ細かい話は後でね。ナデシコのサウナででもゆっくりと」
「何か微妙にいやらしい響き」
「リィナちゃんにもそのうちわかるわよ」
「そうなんですか」
「私には今もわからないけれど」
「エマ中尉は真面目過ぎるんだよな」
「そうそう」
「!?何か言った!?」
「いえ、何も」
「気のせいです、はい」
 トーレスとサエグサは当の本人の声が向けられて慌てて引っ込んだ。エマはそれを確認した後でエマリーに尋ねた。
「スレッガーさんやリュウさんはどうしていますか」
「二人共至って健康ですよ」
「そうですか。それは何よりです」
 エマはそれを聞いて微笑んだ。
「そちらにはアポリーさんやロベルトさんもいますし。機会があればまた一緒にお話したいですね」
「そうですか。今は四人共お忙しいので無理なようですが。お話だけはお伝えしておきますね」
「はい。宜しければお願いします」
「わかりました。ところでウラキ中尉はいますか?」
「はい」
 エマと同じく艦橋にいたコウが出て来た。
「何でしょうか」
「朗報です。デンドロビウムを持って来ました」
「えっ、あれを!?」
 それを聞いてさしものコウも驚きの声をあげた。
「持って来てくれたんですか」
「今度の戦いは激しくなることが予想されますから。持って来ました」
「有り難いです、これでガトーにも対抗できます」
「敵はGP−02、油断はできませんから」
「はい」
「頑張って下さい。そして何としてもコロニー落としを阻止して下さい」
「わかりました。それじゃあ」
「はい」
「それにしてもまた強力な兵器
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