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仮面ライダー エターナルインフィニティ
第十七話 戦士達の集結その七
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「少なくともここにいる連中を攻撃したりはしない」
「同じ敵に向かうからか」
「そうだ。利用させてもらう」
 オニキスは名護にも答える。
「そういうことでいいな」
「別に構わない。それではな」
 島が応えだった。こうしてだ。
 何はともあれオニキスも来た。これで全員揃った。そのことをその目で確かめてからだ。
 竜司がだ。周囲を警戒する様に言うのだった。
「それならですね」
「ええ。スサノオね」
「すぐに仕掛けてくるかも知れないですよね」
「渡君達の話を聞くとね」
 どうかというのだ。
「すぐに仕掛けてくるか。若しくは」
「宣戦布告ですね」
 ジョージがその可能性について述べた。
「それも考えられますね」
「そうね。まあどっちにしても挨拶はしてくる性格みたいね」
「スサノオってそういう芝居がかったことも好きなのよ」
 静香がスサノオのそうした演技的な性格について話す。
「演出に凝るっていうかね」
「つくづく面白い性格してるわね。けれどそれならそれでいいわ」
 英理子は腕を組みだ。少し歩きつつ述べた。
「楽しめばいいんだし」
「そうしてなんですね」
「ええ。一緒に戦いましょう」
 今彼等はそれぞれ混ざり合って立っていた。ライダー達、そしてこちら側の面々で分かれておらずだ。それぞれ混ざり合ってだ。
 そうしてだ。英理子はその中で話すのだった。
「まあ一人素直でないのもいるけれど」
「俺のことか」
 英理子に背を向けた状態で顔を向けながらだ。オニキスは応えた。
 そして英理子はだ。その彼に言うのだった。
「自覚してるのかしら」
「ふん、相変わらず食えない女だ」
「どういたしまして。ともかくね」
「それでもか」
「そう。何はともあれスサノオとの戦いがはじまるわね」
「その前に何かすることあるの?」
 ここでだ。サフィが英理子に尋ねた。
「私達で」
「とはいっても特にないわ」
 英理子はあっさりとした口調でサフィに返した。
「相手が来たらそれで迎え撃つだけだしね」
「大事なのはその時にお互いに連絡できるようにしておくことね」
 恵は連絡の重要性を指摘した。
「御互いの携帯の番号とメールアドレスは記録しておきましょう」
「そうですね。それじゃあ」
「皆さんの携帯の」 
 紅と竜司が応えてだった。そのうえでだ。
 彼等はだ。それぞれの携帯の番号とメールアドレスを自分達の携帯に記録させた。だがここでも一人問題になる者がいるのだった。
 静香がだ。そのオニキスに尋ねる。
「で、あんたはどうするの?」
「甲斐から聞け」
 やはり背を向けたままだった。
「そいつに教えてあるからな」
「そう。じゃあ甲斐さんお願いします」
「わかったわ。それじゃあ」
 こうして甲斐からだ。
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