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混沌の魔術師と天空の巫女
第1章 ニルヴァーナ編
到着?
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!!!」

「ぐほっ!」

巨大な氷の壁が現れた。

「グレイ。」

「行けよ・・・こいつぁ、俺がやるって言ったろ。」

「けど・・・お前今ので魔力を使いすぎただろ!!」

「いいから行きやがれ、あいつに話をしてきてくれ。
 ここは死んでも通さねぇ!!!!行け!!!!エルザの為に!!!!」

「・・・・うおおお〜〜〜っ!!!!必ずエルザを助けるからな!!!!」

「当たり前だ。」






























「ウェンディ、シャルル!しっかりしろ!!」

俺は2人を起こそうとするが、起きない。

「くそ・・・俺がもっと早く行けば・・・!」

「おい!」

「!?」

「頼む!エルザを救ってくれ!!!」

な、何だこの人・・・?

「俺は妖精の尻尾のナツだ!」

「ナツ!?火竜(サラマンダー)の!?」

しかも、妖精の尻尾(フェアリーテイル)って、連合するギルドの1つ・・・!

「そうだ!仲間がやばいんだ!!
 救えるのはウェンディだけだってシャルルから・・・。」

「・・・そうか・・・わかった俺も行こう。」

『ナツ君、聞こえるかい?』

「「!?」」

何だ!?頭の中から声が・・・!?

『僕だ・・・青い天馬(ブルーペガサス)のヒビキだ。』

青い天馬・・・そのギルドも連合の・・・。

『よかった・・・誰もつながらないからあせってたんだ。』

「どこだ!?」

『静かに!!敵の中におそろしく耳のいい奴がいる。』

「何!?」

『君は・・・?』

化猫の宿(ケット・シェルター)のコージだ・・・。」

『そうか!君がコージ君か!!』

「シャルルから聞いたんですか・・・?」

『ああ。』

「やっぱり。しかしなんでこんな・・・。」

『言いたい事はわかっている。先も言ったように敵の中に耳のいい奴がいる。
 だから僕たちの会話はつつぬけている可能性がある。
 だから君たちの頭に直接語りかけてるんだ。ウェンディちゃんは?』

「ここにいる。」

『よかった!!これからこの場所までの地図を君たちの頭にアプロードする。
 急いで来てくれ。』

「何言って・・・おお!!?」

「ん!?」

なぜかわからないが、ヒビキさんの今いる場所がわかってきた。

「何だ何だ!!?エルザの場所がわかる!!」

「何か、元から知っているみたいな感じです。」

『急いで2人とも。』
































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