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転生とらぶる
スーパーロボット大戦OGs
0068話
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ら望んで残ったんだ。こうなるのも覚悟の上だったろう。せめて悔いなく逝った事を祈るだけだ。

「どうやら、年貢の納め時という感じかしら? まぁ、納めるつもりはないのだけど」
「この作戦、やはり急ぎすぎたんじゃないのか? まるで分の悪い博打だ。負ければ何も残らないというのに」
「らしくないわね、アクセル。成せば成る、成さねばならぬ何事もって言うじゃない? それにね、私、向こう側に行くのを結構楽しみにしているのよ?」
「楽しみ? ……例の話か」

 以前、寝物語にエクセレンに関してポロッと漏らしてしまった事がある。自分のベースになった人物の事だ。気にならない訳はないのだろう。

「さあて、ね」

 誤魔化すように笑みを浮かべるレモン。

「らしくないのはレモンだろ。仮に向こう側にいたとしても、そいつは……」
「期待なんてしてなくてよ? ただ純粋に興味があるだけよ」
「……」

 無言でレモンの方を眺めるが、猫の被り方は俺よりも数十枚上手のレモンだ。見破れる筈もない。

「そういえば、接収したDGG系列の機体に関しては見たか?」
「ええ、まさかテスラ研の地下であんなものが造られてたなんて思いもしなかったわ」
「もっとも、殆ど部品の状態だったがな。それでどう見た?」
「1号機の方は完全にゼンガー・ゾンボルト用に作られているからどうしようもないわね」
「W15はどうだ? あれはゼンガーの人格をトレースして仕上げたものなんだろう?」
「確かに性格はそうね。外見に関してもゼンガー・ゾンボルトと似通っている。でも細かい所まで同一という訳じゃないのよ。試してはみるけど恐らく無理だと思うわ。私としてはグルンガスト参式を彼の機体として考えているのだけれど。……どのみち精神の安定をどうにかしないと戦力として数えられないわね」

 ウォーダンはやはりあちらの世界にあるアースクレイドルでメイガスとリンクしなければ使い物にならないらしい。

「DGG2号機については?」
「2号機の方も誰かの専用機として作られているみたいだけど、その辺の情報が紛失しているのよ。こちらも機体としては使い物にならないでしょうね」
「機体としては、という事は武器は?」
「そちらは大丈夫だけど……興味あるの?」
「ああ、大型ビームランチャーが2つあっただろう? あれをグロウセイヴァーに装備出来ないかと思ってな」
「あのねぇ。機体の大きさを考えて言ってくれないかしら。DGG2号機はグロウセイヴァーの2倍以上の大きさなのよ? その武器がそのまま……あら?」

 話している途中で何かに気が付いたのか、途中で何かを考え出す。

「そう、確かにそのまま使用は出来ない。でもそれは他の武器でも同じ事。となると、クロノスの時と同じように? でもそれだと重量バ
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