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金木犀の許嫁
第九話 忍者は人を殺さないその十一

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「警察よ」
「通報すればいいのね」
「そうしてね」
 そしてというのだ。
「難を逃れてね」
「そうするわね」
「警察はこうした人にも強いから」
 そうした祖椎だからだというのだ。
「それでね」
「通報すればいいのね」
「下手しなくても何かやっててもおかしくないし」
「そこまでしてる人なら」
「行いって外にも出るっていうわね」
「服装の乱れがじなくて」
「それでね」
「乱れるのね」
「そうよ」
 そうなっているというのだ。
「これがね」
「何か大事なことわかったわ」
「大事かしら」
「そう思ったわ」
 実際にというのだ。
「私もね」
「そうなのね」
「今日もね」
「今日もなの」
「何かお見合いの頃から」
 佐京を見つつ話した。
「何かとね」
「わかることが多いの」
「大事なことがね」
 こう姉に話した。
「そう思うわ」
「そうなのね。じゃあその大事なことを頭に入れておいてね」
「そして忘れるなよね」
「まあ忘れても聞いたことなら」
 姉は妹に笑って話した。
「必要な時にね」
「思い出すの」
「そうなるから」
「そうなの」
「まずは聞くことがね」
 それがというのだ。
「大事よ、じゃあ聞いてね」
「それじゃあね」
「それで頭に入れたら」
「忘れてもなの」
「また思い出すから」
 必要な時にというのだ。
「それで思い出して」
「それでなのね」
「その時使ってね」
「その大事なことを」
「そうしてね」
「ええ、わかったわ」
 夜空は姉のその言葉にも頷いた。
「それじゃあね」
「そうしていってね」
「ええ、それでよね」
「これからも頑張っていってね」
「そうするわ」
「じゃあ俺達次は」
 佐京はここでまた真昼に話した。
「まだ途中ですし」
「修行続けるのね」
「もうすぐ日課分投げ終わりますから」
 だからだというのだ。
「やります」
「それで次の修行に移ります」
「そうするのね」
「次はランニングです」
「走ってきます」
 佐京は真昼に微笑んで答えた。
「そうしてきます」
「そう、じゃあ足元と車には気を付けてね」
「走ってきます」
 手裏剣の後でとだ、佐京は微笑んで答えてだった。
 真昼と夜空の目の前で白華と共に手裏剣の修行の残りを行った、そして言った通りに二人でランニングに出て夜は真昼の食事を楽しんだのだった。


第九話   完


                      2024・1・8
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