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金木犀の許嫁
第九話 忍者は人を殺さないその十

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「手首や首筋に入れてる人よりもね」
「注意することね」
「それこそね」
 まさにというのだ。
「関わったら駄目よ」
「お顔に入れ墨を入れてる人は」
「真昼ちゃんもお話聞いてどうかって思ったでしょ」
「そんな人本当にいるのかってね」
「そこまで思う様な人なら」
 それならというのだ。
「もうね」
「関わらないことね」
「もうお仕事なんてね」
「裏の世界でもそうはないわね」
「ラッパーの人のファッションとしてもね」
「違うわよね」
「だからドキュンの中のドキュンの人がする」
「そうしたものね」
「そうよ」
 まさにというのだ。
「そんな人のすることだから」
「関わらないことね」
「もうどうしようもないって」
 その様にというのだ。
「思ってね」
「そうすることね」
「入れ墨は少なくとも今の日本の普通の世界じゃね」
「入れないわね」
「スポーツ選手でもね」
 日本ではというのだ、外国では入れている人も多い。そして日本に来て野球等で活躍していたりする。
「ちょっとね」
「入れないわね」
「日本人の選手はね」
「だからあの番長さんが入れて」
 自称言っているその輩がというのだ。
「何やってるんだってね」
「言われたのよね」
「そうよ」
 まさにというのだ。
「そうなったのよ」
「私もあの人入れ墨入れたのはね」
「何それって思ったでしょ」
「おかしいんじゃないかってね」
「昔はね」
 高校球児だった頃はというのだ。
「とてもそんなことするなんてね」
「思わなかったわよね」
「そうだったのが」
 尚高校球児の頃からスターであった。
「どんどん変になって」
「ああなったのね」
「転落って言ったらね」
 そう定義すればというのだ。
「もうね」
「そのものよね」
「そう言っていいでしょ」
 最早というのだ。
「あの人は」
「そうよね、転落そのもので」
「ああなったら終わりだけれど」
「お顔に入れ墨入れたら」
「もうね」
 それこそというのだ。
「その人以上によ」
「おかしいのね」
「だからね」
 その為にというのだ。
「注意してね」
「お顔に入れ墨入れている人いたら」
「どうせ喋り方や態度もまともじゃないけれど」
「行いもまともじゃないのね」
「本当にドキュンの中のドキュンじゃないと入れないから」
 顔に入れ墨はというのだ。
「だからね」
「そんな人は関わらないことね」
「絡んできたら」
 自分は関わらずというのだ。
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