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テイルズオブザワールド レディアントマイソロジー3 ―そして、僕の伝説―
第四十一話
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そして…アルヴィンの銃撃が止んだ。


「……アルヴィン…?」


「――…どうしてだよ、優等生。どうして、テメェは俺を攻撃してこねぇっ!?お前なら、さっきの銃撃を避けながら俺に攻撃する事が出来ただろうっ!?」


突然攻撃が止んだ事にジュードが見ると、アルヴィンはジュードに銃口を向けたまま声をあげる。


「…僕にはアルヴィンと戦う理由なんてないよ。それに…アルヴィンが今そこにいるのは、きっと何か理由があるんでしょ?…だから…僕にはアルヴィンと戦うなんて…」


ジュードはアルヴィンに向き合い真っ直ぐとそう言うと、アルヴィンは一瞬驚いた表情を浮かべるが、少し俯いた後、キッとジュードを睨み付けた。


「どうして…どうしてだよ、優等生…!お前はどうして…俺をそこまで信用出来るんだよ…!?どうしてお前はいつもみてぇに…俺が裏切った事を受け入れねぇんだよ…ジュード・マティスっ!」



「…っ!」


キッと睨んだ状態からアルヴィンは一撃、ジュードの足元に銃撃を放つとそう荒く声を上げる。
だが今度はジュードがそれに対し、キッとアルヴィンを睨むように見て口を開いた。


「受け入れられる訳、ないじゃないかっ!衛司が操られてる所に真剣にサレを睨んだり…クレアを守るように前に出たり…そんな事をしてくれてるアルヴィンが、本当に裏切ったなんて僕には思えないんだよ…」


「っ…!…ジュード…お前…」



「だから…アルヴィン。お願いだから…そこに居る理由を教えてよ。何かあるんなら僕は…僕達は絶対にアルヴィンを助けるからっ!」



真剣に向き合い、ジュードの出した言葉にアルヴィンは驚いた表情を浮かべた後、顔を俯かせる。
そして少しして顔を上げるとアルヴィンは…再び銃口をジュードへと向け、キッと睨み付けた。


「…アルヴィン……っ」


「悪いな『優等生』…『もうちょっとだけ俺に撃たせてくれ』」

「!……分かったよ、アルヴィン…!」


銃口を向けたままそう言葉を出したアルヴィンに、ジュードは何かに気付いたような表情を浮かべると、すぐに表情を戻し一度頷くと拳を構えた。


――そして再び銃撃が始まった。





―――――――――――――



「――オォオォォォッ!!」


「――チッ…オラァっ!」



「――…っ…!」


――右手と同化した星晶剣を振り回す衛司の攻撃を避けながら、スパーダとメリアは攻撃を繰り出す。
しかし二人の攻撃は直ぐさま星晶剣を巨大化され防がれてしまう。


「オォオォォォッ!!」


「チッ…厄介なもん取り込みやがって…!」


「――二人とも、下がって!」

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