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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第三百三十八話 野球勝負? その9
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第三百三十八話 野球勝負? その9
『パブリックブレイク現象』とは。
ストレスの積み重ねによって、普通の社会人がある日、突然、発狂して怪物や異能者になってしまう現象の事である。
政府は、このパブリックブレイク現象で怪物もしくは、異能者になってしまった人間を、『パブリックモンスター』と命名した。

芸能界の未来を賭けた野球勝負は現在、下半身ムラ村田イガーズが1点、中絶ドラグーンズが3点。
中絶ドラグーンズが2点リードしている。
反政府組織のリーダーで下半身ムラ村田イガーズのピッチャーであるフューラーの160キロの剛速球も、プロのバッター相手には通用しなかった。
三者連続ホームランを許してしまったフューラーは、元PGS(パブリックガーディアンズ)で路上生活者で監督の霧原カイトと投手交代。
元PGSで路上生活者で監督の霧原カイトの好投により、下半身ムラ村田イガーズは2点リードされた状態を維持したまま、2回目に突入した。
2回表、下半身ムラ村田イガーズのバッターは、一回表でバイオレンスで有名な中田投手からホームランを打った、部長だ。
対して、中絶ドラグーンズのピッチャーは、ナプキン王子の財藤投手だ。
先程、元PGSで路上生活者で監督の霧原カイトに罵倒されたせいか、部長はとても機嫌が悪そうだ。
ナプキン王子が投げる。
今回は食事で使用するほうではなく、生レバーのほうのナプキンを持参したナプキン王子の剛速球がミットめがけて放たれる。
しかし、一回表で中田投手のバイオレンスキャノンをホームランで打ち負かした、竜巻をまとったバットが、ナプキン王子の剛速球をとらえ、スタンドめがけてかっ飛ばす。
部長、またもホームランである。
下半身ムラ村田イガーズのベンチで選手たちが歓声を上げる。
中絶ドラグーンズのベンチからは悲鳴があがる。
しかし次の瞬間、部長が持っていたバットがボロボロに砕ける。
ボロボロに砕けたバットの中には、疾風の断罪剣・フーガセイバーが入っていた。
そう、部長がプロ野球投手相手にホームランを打てたのは、全部、疾風の断罪剣・フーガセイバーの力のおかけだったのだ。
イカサマをしていたのがバレた部長が奇声を上げる。
そう、この勝負に負ければ、俺たち下半身ムラ村田イガーズのメンバーは皆、欠本ユートのバットを『O=お A=え O=お U=う』しなければならないのだ。
反則負けを確信して、自暴自棄になった部長が、奇声を上げながら疾風の断罪剣・フーガセイバーを振り回す。
疾風の断罪剣・フーガセイバーから放たれたパブリックハリケーンが場内に竜巻を発生させる。
それを見た中絶ドラグーンズの選手達が、イカサマを働いた部長を粛正するために、場内に一斉に乱入する。
下半身ムラ村田イガーズに所属する部長のイカサマがバレて、敗北を確信しす
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