第二千七百三十話 二軍で打たれても
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第二千七百三十話 二軍で打たれても
日本はその試合を観て驚きました。
「達川さんの言う通りとは」
「これは驚きました」
妹さんも驚いています。
「二軍であそこまで打たれていたので」
「正直一軍では無理と思っていましたが」
「好投でしたね」
「それがチームの勝利を引き寄せました」
それもサヨナラです。
「勝利投手にはなりませんでしたが」
「これはお見事です」
「いい戦力になってくれるかと」
「はい、福岡さんも大喜びですし」
見ればまさに大歓喜モードです。
「この勝利は大きいということですね」
「しかし達川さんはよく見ていますね」
日本は今度は唸りました。
「何かと」
「はい、巨人関係者だと巨人しか見ないですが」
特にしゃもじみたいな顔をした黄金時代の十八番の輩はです、品性も知性も何も備えていない暴力まで振るう輩です。
「よく見ていますね」
「流石かつての名キャッチャーですね」
兄妹でお話します、喜ぶ福岡を見ながら。
第二千七百三十話 完
2023・6・7
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