第二千七百三十一話 ボイコットされるとやばい
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第二千七百三十一話 ボイコットされるとやばい
ロマーノはイタリアに言いました。
「若し取り締まろうとするとな」
「逆にやられるよね」
「直接的な報復だけと思うなよ」
これがそうした筋の人達の常套手段です。
「伊達に小麦とか清掃とか扱ってねえぞ」
「そういうの止めてくるね」
「そうなってみろ」
何故か誇らしげに言うロマーノでした。
「社会がストップするぞこの野郎」
「そうなるからね」
「迂闊に取り締まれないんだよ」
「大変だよね」
「だからな」
それでというのです。
「俺も困ってるんだよ」
「少しずつ何とかしていかないとね」
「わかってるけどな」
それでもなのです。
「社会に根付き過ぎてるんだよ」
「洒落になってないね」
イタリアも自分のことではなくても同居している兄弟のことなので困っています、マフィアやカモラの問題は本当に深刻です。
第二千七百三十一話 完
2023・6・8
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