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IS 〈インフィニット・ストラトス〉 飛び立つ光
異変収束 予測される敵
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「・・・おやすみなさい」

覇狼は、一瞬で3人の背後に回りこんで、首を軽く叩いた。すると3人の身体から力が抜けていってゆっくりと座るように倒れて、眠り始めた。

「ふう・・・」

そして、3人は覇狼が空いているベットに寝かせた。すると霊夢が覇狼に抱きついた

「流石お父さん♪」
「ははは、それはどうも。ですが問題はこれからですね」

覇狼は若干目つきをきつくして、口を開いた。その表情はこの幻想郷で最も長い時間生きていて、無数の戦いの歴史を、身に刻んだからこそ出来るものなのだろう

「闇夜君は今に至っては、幻想郷のパワーバランスの一角を担える程の実力者になりつつある。それを攻撃してこの幻想郷に異変を齎した、篠ノ之 束・・・やはりあっさり返すべきでは
なかったのですかねぇ」
「そ、それどう言う事なんだ!?師匠!!?」

魔理沙は覇狼の予想にもしなかった言葉を聞いて驚いた。あっさり返すべきではなかった?如何言う事なんだ?魔理沙の頭の中は疑問でいっぱいになる。
それは他のメンバーも同じであった。みなの顔に覇狼は呆気を取られたような顔をする

「あら、可笑しいですね?紫には『貴方から話してもらえますか?』っと言っておいたのですが・・・」
「って、スキマ妖怪が私達に話すわけが無いだろう」

思わずレミリアが突っ込みを入れた。それを聞いた覇狼は苦笑した

「そうもそうでしたね。では話すとしましょうか・・・」

覇狼は椅子に座って語り始めた

「私が知っている、幻想郷にいた頃の篠ノ之 束を」
「「「「「「「「「「「「な、なんだって〜!!!?」」」」」」」」」」」

私が彼女に、出会ったのは20年前後ほど前でしょうか。私が紫に頼まれた仕事、結界のチェックを藍さんと共にしていた時の事ですね

「それってただ単に押し付けられただけなのでは・・・」
「今思えばそうでしたね〜」
「呑気だねぇ・・・」

続けますよ?結界の近くで一人の女の子を見つけたのです。その女の子こそ幼少時代の篠ノ之 束だったのです。どうやら、結界の僅かな綻びから幻想郷に来てしまったようでね
ですが、その綻びは塞いでしまった為、私の能力で戻してあげる期間まで私が面倒を見る事にしたのですよ。ですが彼女は、妖怪や魔法使い達の力を目の当たりにして
そのあまりの美しさと強さに虜にされてしまったのです。彼女は空を飛んで私の家に戻る時に私に言ってきました

『どうやったら私もあんな風になれるか教えろ!』

自分もやってみたかったんでしょうねぇ・・・道具に頼らないで空を飛んでみたかったんでしょうねぇ・・・話を戻しますが、彼女には霊力の欠片も感じる事が出来ませんでした
潜在する能力も感じられず、普通の人間と変わらない存在です。私は言いまし
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