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IS 〈インフィニット・ストラトス〉 飛び立つ光
異変収束 予測される敵
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「それって・・・明らかに・・・」
「だろうねぇ・・・」
「篠ノ之 束って事になるわね」

3人は、束がチップを作ったのではないかと睨んだ。
束は外界では、何歩先の技術を持っている為、第1候補に挙がるには間違いない。

「でも、その人間がやったって確証はないんでしょ?」

フランが首を傾けながら閃輝に尋ねた。閃輝も頭を縦に振った

「確かに確証はないが、俺も奴以外に考える事が出来ない」
「でも、問題はどうやって闇夜にこれを取り付けたか、よ」

幽香はチップを指差しながら言った。確かにそうだ人賢者の二つ名を持ち、優れた力と能力を持った闇夜にチップを付けたのか、それが一番の謎である。

「考えられるとしたら、臨海学校の時だと思うぜ。でもその時は、私もずっと傍に居たし」
「でも、あの篠ノ乃 束なら出来そうで恐いよね」
「うむ、そのチップに動力の追加装備でも付けて闇夜兄様に付けたのではないか?」

魔理沙と共に闇夜の傍に居た、シャルロットとラウラもそれぞれの意見を口にした
ラウラの意見が最もありそうだ

「ラウラちゃんの言う通り、このチップにはモーターの追加がされていたみたいで、それを動力源に闇夜君に接近して、『煉獄の闇』に付着した所でモーターをパージして、闇夜君の精神をじわじわと食い漁っていった。正直、こんな事をするなんて驚きだわ」

流石の永淋も驚きだった様だ。数多くの患者を診てきたが、人為的に精神に攻撃を仕掛けられた患者は初めてだったからだ。が、紫、幽香、幽々子は立ち上がって歩き出す。シャルロットとラウラは直感的に何かを感じ取ったのか、3人の前に立って進路を塞ぐ

「ど、何所に行く気なんですか!!?」
「「「そんなの決まってるわ、篠ノ之 束を潰しに行くのよ」」」

3人は完璧にシンクロし、同じ言葉を黒い笑みを浮かべて言った

「止めなさいよ。あんたらが潰すって言ったら外界の地形が変わりまくるわよ?」
「有りそうで恐い事言うなよ・・・霊夢」

霊夢の言った事は本当に有りそうで、冷や汗を欠く魔理沙

「「「私達が止まると思う?」」」
「お父さんに連絡して、止めて貰うわ。お父さんの能力があれば直ぐに来てくれるし
っていうか今来てくれないと不味そうね。お父さん〜」

霊夢は、壁に向かってお父さんと言う。シャルロット達は何をやってるんだ?っと思うが
その時、霊夢の隣の空間が裂け始めて、そこから覇狼が顔を出した

「呼びましたか?霊夢ちゃん?」
「うん、実は・・・(少女説明中)・・・っというわけなのよ」
「なるほど、任せてください」

覇狼は霊夢から説明を聞き終わると、シャルロットとラウラが道を通らせない様にしている3人に向かった

「3人とも」
「「「何かしら?」」」

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