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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第三百ニ話 文化祭 その4
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第三百ニ話 文化祭 その4
『パブリックブレイク現象』とは。
ストレスの積み重ねによって、普通の社会人がある日、突然、発狂して怪物や異能者になってしまう現象の事である。
政府は、このパブリックブレイク現象で怪物もしくは、異能者になってしまった人間を、『パブリックモンスター』と命名した。

山神ムサシとヨシノの前から去った、K国のパブリックモンスター・カル。
反政府組織セイバーズに接触して、任務を終えたカルは偏差値最底辺高アルティメットジーニアス学園の校舎裏で、文化祭で購入した鳥ユッケを食べていた。
「ふむふむ、高校生が作った割には、悪くない味ね...」
偏差値最底辺高アルティメットジーニアス学園の生徒が作った鳥ユッケを食い終えたカルを無数の石つぶてが襲う。
「攻撃...!PGS(パブリックガーディアンズ)の追手か...」
「白昼堂々、テロリストが偏差値最底辺高の校舎裏で鳥ユッケとは...ずいぶん、のんきなものですねぇ...」
大地の断罪剣士・工藤リンカがカルの前に姿を表す。
「なるほど、並みのパブリックモンスターじゃ、私の相手にならないからって、断罪剣士様のご出動ってことね...」
「その通りです、私に殺される前に、一つだけお願いがあります...」
「ずいぶんと強気ね...」
「あなたは反政府組織セイバーズに接触して、彼らにいったい何を渡したんですか?」
「よくそれを知ってるわね、その話は山神ムサシと凍結の断罪剣士にしか話してないんだけど...」
「ヨシノ先輩の携帯には、私お手製の盗聴器が仕掛けてあるんです、つまりそういうことです...とっとと質問に答えろキムチテロリスト」
「ドン引きね、凍結の断罪剣士が盗聴器のことを知ったら、いったい彼女はあなたのことをどう思うかしら?」
「ヨシノ先輩の気持ちなんて私には関係ありません、私が満足すればそれでいい...」
質問に答えないカルに痺れを切らしたリンカは大地の断罪剣ガイアセイバーを地面に突き刺して、カルの足元を陥没させる。
巨大な落とし穴に落下するカル。
そして、カルを見下ろす、リンカ。
「もう一度、質問します、あなたは反政府組織セイバーズに接触して、彼らにいったい何を渡したんですか?」
「私が質問に答えると思ってるの?どちらにせよ、私たちにはもう、どこにも逃げ場はないのよ」
「なら、ガイアセイバーの力で、この落とし穴をふさぎます、ペシャンコになりたくなかったら、とっとと質問に答えろ、このキムチテロリスト!」
リンカの顔面に先端が尖ったムチが迫る。
リンカは上体を後ろにそらせて、カルの攻撃を回避する。
(そうだった...先輩の携帯に仕込んだ盗聴器に録音された音声が確かなら、カルの能力は、切れ味抜群の伸縮自在の手刀...!なら!)
カルは伸縮自在の手刀を駆使し
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