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仮面ライダーファイズ 小さな星の話
第三十一章
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。攻撃をかわすので手が一杯だ。
「攻撃受けたらこのまま吹き飛ばされそうだぞ、おい」
「確かにロブスターオルフェノクも」
「ふふふ、わかってるわね」
 影山は長田のその言葉に笑ってきた。剣を前に翳して笑っていた。
「そうよ。私達は王の力を受けているのよ。それのせいよ」
「それでか。この力は」
 三原はそれを聞いて言った。彼も澤田の伸縮する攻撃を前に防戦一方であった。
 だが彼等はまだましだった。草加は変身したうえでその凶暴さを露わにする北崎の猛攻の前に為す術もなかった。
「くっ・・・・・・」
 攻撃を受けて後ろに吹き飛ばされる、ベルトは外れはしなかったがダメージはかなりのものだった。何とか起き上がった彼を見て北崎が述べる。
「あれ?前と同じ?」
「やっぱりこいつは一筋縄じゃいかないか」
 草加は立ち上がる。だが既にダメージはかなり受けていた。
「草加、そいつは一人じゃ無理だ」
 三原が彼に声をかける。
「だから今は何とか凌げ」
「じゃあ御前等がその目の前の相手に何かできるのかな」
 草加は三原に対して言う。
「澤田、かなり強くなってるだろ」
「ああ、しかし」
「乾もあれだ」
 見れば空を飛ぶレオの上からの攻撃に彼も為す術もない。掴み上げられて上から叩き落されそうになるところを何とか受身していた。彼も今の相手だけで手が一杯だった。

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