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仮面ライダーリバイス 禁断の力
第十八章
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「そうしていこうな」
「兄ちゃんとバイスが来てくれたら有り難いよ」
「やっぱり家族は皆いないとね」
「寂しいしな」
「我々に素晴らしい瀬力が戻った」
 狩崎は冷静な声を言いつつ五十嵐のところに来た、右手を眼鏡にかけている。
「そのことは喜ばしい、しかしだ」
「ああ、俺がライダーに戻って記憶もそうなったことだよな」
「彼が戻ってきたこともだよ」
 バイスも見て言った。
「詳しく聞きたい、いいだろうか」
「それじゃあな」
「では皆でしあわせ湯に行ってだ」
 狩崎は自分のペースで話した。
「身体を清めて温めてか」
「それからか」
「詳しい話をしよう」
「はい、それではです」
 ソフィアがノーザンベースの主として応えた。
「これからそちらに行きましょう」
「そしてまずは風呂に入ろう」
 狩崎はソフィアにも応えた、そうしてだった。
 ライダー達はそれぞれ男湯と女湯に別れ身体を清め温めかつ気持ちをリラックスさせた。そのうえで番台の前の休憩室に集まってだった。
 まずは五十嵐とバイスからそれぞれの自称を聞いた、大二はその話を聞き終えて兄に問うた。
「じゃあ兄ちゃんかバイスが寿命で死ぬまでか」
「俺達はずっと一緒だよ」
 五十嵐は弟の言葉にすぐに答えた。
「そうなったんだよ」
「そうなんだな」
「もう記憶がなくなることはないよ」
 五十嵐はこのことを笑って話した。
「だから安心してくれよ」
「それじゃあな」
「それでバイスもまた一緒にいて」
 さくらはバイスを見つつ長兄に話した。
「離れないのね」
「ああ、嫌だって言っても一緒にいるからな」
 バイスは明るい声でポーズまで決めて言った。
「宜しくな」
「こっちこそね」
「これで完全に元の家族に戻ったな」
「ラブ〜〜〜」
 カゲロウも笑っていてラブコフも上機嫌そうである。
「あたいも嬉しい」
「そうだな、しかしいいことばかりじゃないのがな」
「そうね、一週間後なのよね」
 幸実はカゲロウの言うことが戦いのことと察して言った。
「六時になったら行くのよね」
「ちょっと言って来るよ」
 元太はこう妻に言った。
「一輝達を助けにね」
「ええ、宜しくね」
「死なない様にするよ」
「安心しろ、私が死なない様にする」
 狩崎が強い声で言ってきた。
「この最高の頭脳を用いてな」
「作戦を立ててくれるんだ」
「いきなり相手の世界に行くが」
 それでもとだ、狩崎は元太に答えて話した。
「必ずだ」
「作戦を立ててか」
「その時の状況を見てな」
 そしてというのだった。
「必ず出す、安心してくれ」
「それじゃあな」
 元太も頷いた、そして。
 戦士達はその時まで戦いに備えつつもそれぞれの日常に戻り英気を養った、神山達は
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