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仮面ライダーファイズ 小さな星の話
第一章
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                          仮面ライダーファイズ  小さな星の話
 かつて神々は人を創ってきた。一つは金の時代。そして銀の時代、銅の時代、今は鉄の時代だとされている。
 鉄を使うのが今の人間だ。それを創ったのは神だ。気の遠くなるような時間の中にその四つの時代がある。そしてそこにいるのは人だけではなかった。
「ようやくこの時が来ました」
 青年は光の中で呟いた。
「人の戦いの一つを終わらせる時が」
「これからですよね」
「はい」
 あの女の問いに頷く。彼の隣にはあの青い服の女もいた。
「人と人の数多い戦いのうちの一つがやっと」
「私も役目の一つが終わるのですよね」
「長い間お疲れ様でした」
 青年は女に対して述べた。
「彼等の側にいてもらって」
「いえ、それが私のお仕事でしたから」
 彼女は笑ってそう返した。
「気にしなくていいですよ」
「そうですか」
「はい、それに面白いこともわかりましたし」
「面白いこと」
「そうです。実はですね」
 女は青年に対して話をはじめた。顔がいつものふざけたような様子から少し真面目なものになっていた。それが素顔であるかのように。
「彼等はやっぱり人間です。外見は変えることができても心は変わらないんです」
「そうです」
 青年はその言葉に頷く。
「そうなのです。彼等が進化したと思っているのは身体だけです。しかし心は」
「同じですね。けれど」
 女の話の核心はここにあった。今それをはっきりと言う。
「王は違いますね」
「そう、あの王だけは違うのです」
 青年もその言葉に答えてきた。彼は全てを知っているかのように。
「彼だけは。私が創ったものではないのです。そしてあのモノリスも」
「あの人が創ったんですよね」
「その通りだ」
 そこにあの三つ目の髑髏が姿を現わした。
「王もモノリスも悪意によって創られたものだ。あの渋谷の隕石もまた」
「全てはあの人が」
 女の顔は完全に真剣なものになっていた。その真剣な顔で語る。
「ですね」
「そうだ。まずは彼の仕掛けた罠を一つずつ潰していくのだ」
「一つずつ」
「まずは王を」
 髑髏は語る。
「そして次はモノリス。そして」
 彼等の話は続く。それが終わってから青年と女はその場を後にするのであった。

 海岸。青年は防波堤となっているそこに姿を現わした。そしてある場所に行くとそこで白い光を放ったのであった。
 するとそこに若い男が現われた。砂浜に倒れているその男は草加雅人であった。オルフェノクとの戦いで命を落としたあの男であった。
「目覚めるのです、草加雅人」
「何?」
 草加はその言葉を聞き目を開けた。
「俺はあの時死んだんじゃなかったのか」
「そうです。貴方は確かに死にま
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