暁 〜小説投稿サイト〜
ライブジャスティスシリーズ
通りすがるは二人のライダー
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暗闇に染まり、灯りが輝く歓楽街。それぞれメンバーは二ベルコルとの戦いの為、この歓楽街に来ていた。

イースナ「本当に来るのか、奴は?」
大樹「呼び出すまでさ、これでね」

狂三「それは……」
ムサシ「ディアボロスメモリ、まさか残っていたなんて……」
士「アイザックの置き土産、十の魔王の力を束ねて生まれた最悪のメモリ。本当なら澪に預けるモノなんだが良いのか?」
イースナ「あの男がこんな恐ろしい物を遺していたのか……」
大樹「どちらにしても使わなきゃ始まらない、行くよ」

大樹はディアボロスメモリを掲げ、能力を発動する。

大樹「神蝕篇帙……」

神蝕篇帙の未来記載を発動し二ベルコルを誘導する。

そして……

バァサッ!!

巨大なコウモリの翼を広げ、それは現れた。

二ベルコル「ようやく戦う気になったみたいだね、イースナちゃん」
イースナ「目的は何だ?」
二ベルコル「グラスギアをこちらを渡してほしい」
イースナ「何故グラスギアを狙う」

二ベルコルはコウモリの翼をしまうと語り始める。

二ベルコル「グラスギアを欲しがってるモノ好きさんが居てね、それを手に入れれば人工制御式のエレメリアンを完成できると語っているの。意のままに動き、無限に生み出せる戦争兵器としてね、素敵でしょう」

イースナはその言葉を聞くと静かに服の内側からグラスギアを取り出す。

イースナ「無限に生み出せる戦争兵器として、だと。妾がこれまで意思を共にしてきたエレメリアンたちは争う事はあれど、戦争の兵器などでは無かった。

散って行った仲間たちを人を傷付ける兵器にするなら、それはエレメリアンではない!!彼らの為にもお前を止めてみせるぞ!!」

狂三はザフキエルメモリを取り出すと立て続けに士がディケイドライバーを装着し、大樹はディエンドライバーを構え、ムサシはナイフ型のフルートを引き抜いた。

狂三「手を貸しますわ、イースナさん」
士「余計な事をするなよ、海東」
大樹「それは守れないな、お宝しか眼中に無いから」
ムサシ「皆の為にも、自分の使命を全うする」

ザフキエル!!

狂三「霊装」

狂三はザフキエルメモリを太腿に突き刺し、精霊の姿に変身した。

イースナ「グラスオン!!」

イースナはグラスギアを展開し、ダークグラスパーに姿を変える。

ブオン

カチッ

士「変身」

カメンライド・ディケイド!!

カメンライド

大樹「変身」

ディエンド!!

ライダーカードを使用し士は仮面ライダーディケイド、大樹は仮面ライダーディエンドに変身する。

ムサシ「皆行くよ!!」

5人は二ベルコルに強襲をかける。

二ベルコル「それじゃあ、存分に戦
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