暁 〜小説投稿サイト〜
その小さな女の子のことが気になってしまったんだが、どう接していけばいいんだろう
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いるだろう。庭園の小路を案内されて、窓の外には樹々があって、その向こうには、さっき乗ってきた電車が走るのだろう線路が見える。

 店に入ってから、案内されている時からななのちゃんは僕の腕に掴まるようにしていて、時折、小路の踏み石をはずすように歩いていたけど

「ねぇ すごいネ このお店 なんか高そうやし・・ こんなの初めて」

「そんなに高くないよ でも 雰囲気はいいよね」

 僕は、最初にビールを頼んだけど、ななのちゃんは特別に飲み物は頼まなくて・・ビールが持ってこられたときに、コップが二つだった。

「ねぇ 私も飲むみたいに思われたのかなー コップ二つある」

「まさか それは、失礼が無いようにと気使っただけだよ」

 その後、鰻蒲焼と厚焼き玉子が乗ったお重が運ばれてきて、お店の人が出て行くと、ななのちゃんが僕の隣に移ってきた。

「やっぱりこうしたほうが、仲ええみたいやんかー ウワー おいしそー 私 鰻って 初めてやー あのな 私 シュウのお誕生日 忘れてたんやー ごめんね」と、僕のホッペにいきなりチュッとしてきた。

「お誕生日のお祝いと鰻のお礼」と、言いながら、照れてしまったのか、ななのちゃんは感動してほおばり始めていた。

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