第二千四百六十七話 異形というか
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第二千四百六十七話 異形というか
その神アテンの姿はといいますと。
球体から無数の触手みたいなのが出ています、明らかに他の神様とは姿が違います。その神様をエジプト母に紹介してです。
アメンホテプ四世は誇らしげにです、こう言いました。
「これからの我等の神だ」
「唯一のですか」
「そうだ、崇めるのだ」
「あの、この神様私もです」
エジプト母はその姿を見て呆然としつつ言いました。
「あまりです」
「知らないか」
「太陽神ですか?そうでしたら」
それならというのです。
「ラー神やホルス神では」
「ははは、代替わりしたのだ」
エジプトではあるあるです。
「そういうことでな」
「そう考えてですか」
「これからはな」
まさにというのです。
「我等はこの神を崇めるのだ」
「そ、そうですか」
エジプト母は何と言っていいかわかりません、そしてそれは民の人達もでした。
第二千四百六十七話 完
2023・1・27
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