第二千四百六十六話 アテンという神
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第二千四百六十六話 アテンという神
日本はエジプトに尋ねました。
「アテンという神様ですが」
「一応太陽神」
「一応ですか」
「あまり重要視されていない時期が多かった」
「そういえばエジプトさんの太陽神と言えば」
日本も思い出しました。
「ラーやホルスといった」
「そうした神様がいた」
「そうでしたね」
「それで姿も」
こちらもです。
「太陽とその光か何か」
「何かですか」
「そんな風だった」
「それで重要視はですね」
「されていなかった」
「そうした神様ですか」
「神様が多いとそうした神様も出て来る」
エジプトはこうも言いました。
「日本もわかる筈」
「私なぞ忘れられる神様がどれだけいるか」
古事記を読んでいると神様が次から次に出て来て出なくなります、だからこそ日本も頷けることでした。アテンもそんな神様だったのです。あの騒ぎ以前は。
第二千四百六十六話 完
2023・1・26
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