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機動6課副部隊長の憂鬱な日々
第67話:死線
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ョックを起こしてたらしいから・・・」

なのはが肩を少し震わせた。

「なのはちゃん。私らは教会の方に行くな。なのはちゃんは隣にベッドを
 用意してもらったから,そこで寝たらええわ」

「・・・私も行く」

「なのは。無理はしない方が・・・」

フェイトの言葉になのはは首を振った。

「大丈夫だよ。ゲオルグくんはこんなことで死んだりしないよ。
 それより早くヴィヴィオを助けることを考えないと」

はやてはその言葉を聞いて,なのはの肩に手を置いた。

「なのはちゃん。そんな無理せんでええから。
 焦っても何も解決せえへんやろ?それに,ゲオルグくんが目覚めたとき
 一番に見たいんはなのはちゃんの顔やと思うから・・・。
 頼むからここにおってあげて。これはお願いや」

「はやてちゃん・・・」

なのははそう言うと,小さく頷いた。

「ありがとうな」

はやてはそう言ってなのはの肩から手を離し,なのはに背を向けた。


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