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機動6課副部隊長の憂鬱な日々
第22話:反省は大事ですよ
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俺が室内を見回すと,全員が頷いていた。

「よし。じゃあ今日は解散。みんなお疲れさん」

会議に参加したメンバーが次々と立ち上がっていくなか
俺は隣に座っているシャーリーに声をかけた。

「シャーリー。ちょっといいか」

「はい,なんですか?」

「素朴な疑問なんだけどさ,ガジェットってあのサイズでAMFを展開できる
 魔導機械じゃない。で,防衛用の機器として隊舎に
 AMF発生装置みたいなものを設置できないか?」
 
「可能ですよ。AMF自体は昔からある魔法ですし,魔導機械も既に
 実用化されて久しい技術ですから。
 隊舎に設置ということであればエネルギも外部からの供給でまかなえますから
 完全に魔力結合を阻害する強度のAMFを展開させようと思えば可能です」

「そうか,じゃあ次回の訓練では訓練スペースの擬似AMFを使ってみるか。
 導入するにしても効果は確認しておきたいしね」

俺がそう言うとシャーリーは頷いた。

「もう1つ聞きたいんだけどさ,AMFが昔からある魔法なのと同じでさ
 AMFを無効化する魔法としてAMFCってのも結構昔から知られてるだろ。
 で,AMF下での戦闘用としてさ携帯用のAMFC発生装置って作れないか?」
 
俺がそう聞くと,シャーリーは少し考え込んでから口を開いた。

「理論上は可能なんですけど,どういうシステムにするかも
 考えないといけないですね。魔力エネルギー調達方法とか。
 一度私の方で案を作りましょうか?」

「頼めるか?できれば複数案あるとありがたい」

「わかりました。1週間くらいで素案を持っていきますね」



シャーリーとの会話が終わっても俺は会議室から動かなかった。
というのもこれから迎撃チームの方の反省会が行われるからだ。

前線メンバーとシャマル・ザフィーラが揃ったところで
俺は,反省会を始めることにした。

「みんな今日はお疲れ様。疲れてるところで申し訳ないけど
 鉄は熱いうちに打てって言葉もあるし,今日のうちに反省できるところは
 反省しておこうか。じゃあまずは,今日の訓練での戦闘を
 映像で振り返ろう」

俺はそう言うと,今日の訓練での戦闘を戦域ごとに順番に見せた。

「じゃあ,ここからは自由討論で行こうと思うんだけど,
 まずは指揮官として一つ聞いておきたいことがある。
 ティアナにキャロ。俺が最初に出した命令は覚えてる?」

俺が2人にそう聞くと,ティアナが口を開いた。

「確か,現場指揮は私とキャロにそれぞれ任せる。だったかと」

「それじゃダメだね。俺は逐次状況を報告せよって言ったはずだよ」

俺がそう言うと,シャマルが頷いた。

「でも,俺は一度も2人から
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