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機動6課副部隊長の憂鬱な日々
第17話:悪ノリも計画的に
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女の子にそんなこと言ったらダメだって
 何回いえばわかってくれるのかな?だいたい,さっきまで教導で
 動き回ってたんだから,これくらいはしょうがないと思うの」

「はいはい。そんなに必死にならなくてもわかってるよ」

俺が投げやり気味にそう言うと,なのははとても不満そうだった。

「ふん!いいもん。だいたい,ゲオルグくんはそんなので足りるの?」

「ん?俺は誰かさんみたいに肉体派の局員じゃなく,頭脳労働派だから
 これくらいで十分。足りなきゃ,仕事中に甘いもの食べるし」

「だめだよ,仕事中におやつなんて食べたら。マナー違反だよ」

「俺には副部隊長室っていう鉄壁の城塞があるから大丈夫」

副部隊長室の窓際にあるキャビネットには,書類でなくお菓子が
詰まっているのは,誰も知らない俺の秘密だ。

「ずるーい!私なんかみんなの手前,仕事中は我慢してるのに!
 私も教導官室欲しい!」
 
「個室が欲しけりゃ偉くなれ!というのは,かの3提督の名言です」

「いやいや,それ絶対でたらめだよね。それにしてもいいなぁ個室。
 私にもちょうだい,ゲオルグくん」
 
「はやてに言えよ。というかおやつのために個室をおねだりする
 分隊長というのはいかがですか?スターズ04ことランスター二士」

俺は,たまたまそばを通りかかったティアナに話を振った。

「はい?何の話ですか?」

「うん実はな・・・」

「ティアナ!なんでもないから行っていいよ!」

「は,はい・・・」

「と,俺がなのはの真実をティアナに教えてやろうとすると,
 なのはがものすごい剣幕で邪魔をしたので,ティアナは
 すごすごと去っていったのだった」

「なんでそんな説明口調!?ていうか,ゲオルグくんのおかげで,
 私の威厳が崩壊の危機だよ・・・」
 
「いやぁ,そんなふうに言われると照れますなぁ・・・」

「褒めてないから!!」

そんな感じで雑談をしながらゆっくりと朝食をとっていると,
ピンポンパンポーンとチャイムが鳴った。

『緊急招集,緊急招集。スターズ01・ロングアーチ02は至急部隊長室へ』

はやての声でかかった放送を聞くと,俺となのはは勢い良く立ち上がった。
ちなみに,ロングアーチ02は俺のコールサインだ。

「行くぞ!なのは!」

「うん!」


食堂から全力疾走で部隊長室の前まで来た俺となのはは,
部屋のなかに駆け込んだ。

「どうした,はやて!」

「何があったの,はやてちゃん!」

俺たちが部屋に入ると正面のデスクに座り,デスクに肘をついた両手を組んだ
はやてが,重々しい顔をしていた。
その横には,沈痛な表情をしたフェイトが立っていた。


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