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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第百四十四話 断罪王オルトロス 体 鬼無血・美図阿喪怒斬?人間はみんな産まれたときから死ぬことが決まってんだよ!病人だからって自分が特別扱いされるのが当たり前だと思うな?
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ろ!俺の『我図害我図道』全ての道!『装』・『牙』・『月』・『外』を発動させた鬼無血・美図阿喪怒斬の力で『無限の力』を発動させた断罪王オルトロスを吸収して俺は今よりさらに進化してやる!」
「やれるもんなら!やってみろ!オルトロス!『無限の力』を使うぜ!準備はいいか!」
『おう!いいか!必ず1分以内に奴を倒して変神を解除するんだ!』
「わかったぜ!断罪王オルトロス!『無限モード』発動?」
断罪王オルトロスの姿が消えてなくなる。
「断罪オルトロスが消えた!」
しかし次の瞬間には断罪王オルトロスの手刀がヴィゲ・駄々意座具が操縦する鬼無血・美図阿喪怒斬の全身を縦に真っ二つに切り裂いた。
「ぐおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!」
「グガァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ?」
ヴィゲ・駄々意座具の悲鳴をあざ笑うように『無限モード』を発動させた断罪王オルトロスが奇怪な叫び声をあげた。
断罪王オルトロスの手刀で真っ二つに切り裂かれたヴィゲ・駄々意座具が操縦する鬼無血・美図阿喪怒斬の肉体が超速が自己再生を始めると同時に全身に生やした触手で『無限モード』を発動させた断罪王オルトロスを捕らえようとする。
しかし、触手が放たれた方向とは真逆の方向から突撃してきた断罪王オルトロスが両手を伸ばして自己再生中の鬼無血・美図阿喪怒斬の体内に自ら飛び込む。
「なんて速さだ!だが自ら吸収されに来るとはバカなやつだ!」
ヴィゲ・駄々意座具が操縦する鬼無血・美図阿喪怒斬の体内に侵入した断罪王オルトロスの両手が美図阿喪怒斬の内側から骨と臓器と筋肉を切り裂いていく。
「ぐおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!なぜだ!なぜ断罪王オルトロスを吸収できないのだ!」
血飛沫と肉片と共に『無限モード』を発動させた断罪王オルトロスがヴィゲ・駄々意座具が操縦する鬼無血・美図阿喪怒斬の体内から飛び出してくる。
断罪王オルトロスの右手には鬼無血・美図阿喪怒斬を操縦するヴィゲ・駄々意座具の入っているコアが握られている。
『無限モード』を発動させた断罪王オルトロスの右手につかまれた状態の生身のヴィゲ・駄々意座具。
鬼無血・美図阿喪怒斬の血液で真っ赤に染まった断罪王オルトロスの顔がヴィゲ・駄々意座具を見下ろしている。
「そうか...俺は死ぬのか...素晴らしき...人生だった...」
全身血塗れの真っ赤な断罪王オルトロスの右手がヴィゲ・駄々意座具の体を握りつぶした。
断罪王オルトロスの暴走まで残り10秒。
俺は変神を解除した。
地面にはヴィゲ・駄々意座具に殺されたTHE翼のメンバー数十人の死体が散乱していた。
戦いには勝利したものの、多くの仲間を失った。
俺が殺した同伊図業具愛・総本部・十闘神は4人。

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