暁 〜小説投稿サイト〜
超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第百八話 20××年 5月7日
[3/3]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話

「なんだい?」
「あの...私の布団で一緒に...やっぱりなんでもありません、おやすみなさい」
「ふぇ?」
ヤヨイちゃんは毛布で真っ赤な顔を隠して寝てしまった。
「おやすみなさい...」
5月7日
杉本さんの運転する軍用車が『組織』の予備施設へと向かう。
軍用車には私たち『実験体』と『組織』の上層部のメンバーと、多数の負傷者が乗っている。
「まずったなコレは...」
施設の予備施設がある方向には火の手が上がっている。
「どうしたの杉本さん?」
「ああ、どうやら『ブレイズ』のやつらに先回りされたらしい」
「じゃあ、予備施設もダメってこと?」
「そうだな、今、予備施設に近づいても、全員殺されるだけだ」
「じゃあ、私たち、これからどうするの?」
「サツキ...お前はキサラギとミナヅキと一緒に予備施設に行って『ブレイズ』に投降しろ」
「そんなことできるわけないでしょ!」
「でも、投降すれば、お前たち3人だけは生き残れるかもしれない」
「それは...」
「そんなの絶対にダメです!」
ナガツキとの戦闘で両足を負傷したミナヅキが杉本さんの提案を拒否した。
「ミナヅキ...お前の場合はむしろ、このまま『組織』にいるより『ブレイズ』に投降したほうが安全なんだぞ!」
「私は投降なんて絶対しません!私は杉本さんを守る為にこれまで戦ってきたんです!」
「おい、サツキとキサラギはどうする?」
「僕は投降しようと思います...」
「ちょっとキサラギ、あなたそれ本気で言ってるの?」
「だって、僕たち『実験体』は断罪刀との適合率が下がれば、どうせ怪物になってしまうんですよ!なら、残された時間ぐらい、好きに生きてもいいじゃないですか!」
「サツキちゃんはどうするの?」
「私は...戦うわ」
「サツキさん、相手はナガツキさんとカンナヅキさんですよ!自分から死にに行くようなものです!」
「私たちは今まで、戦う力のない人々の幸せのために『断罪刀』で『怪異』と戦ってきた。それをずっと誇りに思って戦ってきた...だから私はたとえ一人でも、この軍用車にいる力のない人々のためにナガツキとカンナヅキと戦うわ」
「サツキさん...」
軍用車を運転していた杉本さんが急ブレーキをかける。
「ちっ、見つかっちまった」
軍用車の前には断罪刀『神無月』を手に持ったカンナヅキと武装した『ブレイズ』の軍人達が立っていた。
「おっはようございま〜すっ!」
カンナヅキが笑いながら、朝の挨拶をしてきた。

次回予告 20××年 5月7日 その2


[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ