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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第九十話 断罪王Z 対 断罪王F〈ファイナル〉?職場で同僚にあいさつしない人間を非常識な人間だと決めつけるのはやめろ!悪口を言ってきたり、嫌がらせをしてくる同僚にあいさつしないといけないのが常識なら、それこそむしろ非常識なんだよ?
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第九十話 断罪王Z 対 断罪王F〈ファイナル〉?職場で同僚にあいさつしない人間を非常識な人間だと決めつけるのはやめろ!悪口を言ってきたり、嫌がらせをしてくる同僚にあいさつしないといけないのが常識なら、それこそむしろ非常識なんだよ?

断罪神O〈オフェンダー〉の能力の暴走により、全人類が理性を失い犯罪者と化した。
それに加え、俺がこの『断罪王Z』と言う名の『物語』に対して放った『狂気の波動』のせいでこの世界は狂気に支配され、秩序を失い、崩壊と消滅を始めた。
約束された終末とカオスに満ちた世界がどうなっていくのか俺にもわからない。
犯罪者と化した全人類は本能の赴くままに大型スーパーなどの商品店で強奪を繰り返し、そして強奪した商品を奪うために、また別の犯罪者たちが強奪をした犯罪者たちを襲う。『お金を払う』という概念を忘れた人類は略奪や殺人を各地で繰り返し、地球人口はたった一日で約一千万人減少した。
六人目の至極神である俺は高層ビルの屋上から犯罪者と化した人類の愚行を観察して悦に浸っていた。
「ずいぶんと楽しそうですね」
俺の目の前に白髪の美少女が現れる。
このパターンに飽きた俺は美少女を無視して、強奪と殺人を繰り返す犯罪者と化した人類の観察を再開した。
「私は『最後』を司る断罪王F〈ファイナル〉の操縦者のノアです。その名の通り、あなたを『最後』に導きに来ました」
「断罪王F〈ファイナル〉...?お前、断罪神ではないのか?」
「ええ、『神の種』に頼らなくても断罪王F〈ファイナル〉充分強いですから」
「ほう、断罪王から断罪神にパワーアップしなくても、お前は俺に勝てる自信があるということか」
「そういうことではありません、先ほども述べた通り、私はあなたを『最後』に導きに来ました」
「戦いにきたわけじゃないということだな。しかし、お前がなにをしようとこの『世界』も『物語』も『五体の至極神』もいずれ消滅する。つまり、もはやお前の存在そのものが無意味だ」
「あなたは、できれば世界と物語が消滅する前に、五体の至極神をその手で殺したいのでしょう?」
「よく、わかるな。お前、『神の種』を手に入れていない割には色々と詳しいな」
「『最後』を司る断罪王F〈ファイナル〉の能力はありとあらゆる『最後』を予知すること。つまり、簡単に言えば、未来予知です。なので私にわからないことはありません」
「なるほど、それで、お前には俺の未来が見えているのか?」
「ええ。でもこの世界が狂気に支配されてしまったせいで、どうも曖昧ですがね。一応見えますよ、瀕死の五体の至極神を倒したあなたは消滅した世界を見届けた後に平行世界の断罪王達と共に『次元』との終わりなき戦いを始める未来がね。そしてあなたを瀕死の五体の至極神の場所へと導いたのは私でした」
「そうか、なら、とっとと
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