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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第八十二話 断罪王Z 対 断罪神P〈パーフェクト〉!いいか?働いたり金持ちに嫁いで大金持ちになれば幸せになれると思ってんならそりゃあ、大間違いだぜ!この世の中にはどんなに金があってもできることとできないことがあるんだよ?
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ゃあ、その親友の願いもあなた以外の五体の至極神への復讐だったのね」
「ああ、俺の親友は五体の至極神に家族を全員殺されたんだ」
「そっか...じゃあ、もとの世界に戻れればあなたの親友にまた会えるかしれないわね?」「確かにこのわけのわからん世界に来る前の世界は、俺が本来いた世界より過去の世界だった。でも終末黙示録には断罪王X〈バイオレンス〉の名はもう記されていなかった」
「おかしいわね、それ」
「ああ、でも仕方がない。今、俺とお前が戦っている原因を作ったのはそもそも俺だからな」
「どういうこと、それ?」
「俺は俺がもともといた世界で二十六体の断罪王同士の殺し合いに巻き込まれた。そしてその中で最後の一人になった俺は六人目の至極神の力を得た。でも俺は親友の願いをかなえるために俺以外の五体の至極神を殺そうとした。そして、その時に五体の至極神に放った攻撃が原因で俺がもともと住んでいた世界は崩壊した。それに加え、世界の平和とバランスを管理・調整していた五体の至極神が俺の攻撃で瀕死状態になった影響で俺は気がつけばラジエル大陸なんていうよくわからん異世界に飛ばされてしまった。そしてラジエル大陸にまだ二十六体の断罪王同士の戦いが開催されている途中の日本が転移してきた。瀕死状態の五体の至極神は傷の回復と『次元』とかいう意味不明なやつらから世界を守るために、世界を壊そうしている俺より頭がまともな六人目の至極神を必要とした。それで、メシアを使ってお前たち断罪王の操縦者に『神の種』とかいう妙な力を与えて、六人目の至極神の地位を餌にして俺を殺そうとしている」
「その『次元』とかいう話は始めて聞くわね...」
「ああ、『次元』に対抗するためには五体の至極神だけじゃ、足りないらしい。だから六人目の至極神を探すために二十六体の断罪王を戦わせた」
「もしかして、最近、襲ってくるあの、竜も『次元』となにか関係あるのかしら?」
「ああ、竜を世界に召喚しているのは『次元』だ」
「でも世界の平和とバランスを維持するのに必要不可欠な五体の至極神を殺そうとしているあなたと『次元』は世界を壊すと言う目的では一致しているのよね」
「ああ!俺は親友との約束を守る為に五体の至極神を殺し、この世界を完全に消滅させることで究極の『暴力』を成し遂げてみせる!」
「暴力...?」
「ああ、俺の生きがいは暴力だ!何の罪もない人間から罪のある人間まで全ての人間と生命を己の拳と蹴りで痛め!傷つけ!否定する!それが俺の人生そのものなんだ!」
「産まれながらのモンスターね」
「ああ、だからおまえも俺の暴力で今から殺してやるよ...ほい」
俺はメルナの頭頂部を右手のひらでつかむ。
「ちょっと、あんたなにすんの!」
「これからお前の脳内にあの『狂気の波動』を流し込んでやるよ」
「ここでまた戦い
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