暁 〜小説投稿サイト〜
ドラゴンボールZ〜孫悟空の娘〜
第85話
[2/9]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
の姿を見たセルは驚くのと同時に歓喜した。

髪型はどこかセルゲーム時の超サイヤ人2を思い出させるボリュームのある髪。

その髪の色は銀色に染まっており、目はまるで悟飯の激情を表現するかのように深紅に染まっていた。

そして悟飯から発せられる気の量は何だろうか?

セルマックスの気が霞んで見える程に莫大で強烈な威圧感を放っている。

「もう…許さないぞ…!セル…!!」

「良いぞ…孫悟飯…!これだ…これが私の望んでいた貴様の姿だ…!」

まるでセルゲームの時のような、それ以上に強烈な殺気にセルは自分に流れるサイヤ人の血が歓喜で滾るのを感じた。

「だああああっ!!」

オーラを迸らせながら悟飯はセルに突撃する。

それに対してセルも笑みを浮かべながらブルーセル2のオーラを迸らせて応戦した。

悟飯の拳をギリギリで交差させた両腕で防ぐセル。

「ぬう…っ!」

腕に走る痛みと痺れに表情が歪むセルに対し、悟飯は続けて回し蹴りを繰り出す。

それも何とか受け止めるが、受け止めた腕が悲鳴を上げる。

頑強な肉体を持つフリーザの血を引く自分の肉体が悲鳴を上げる程の威力にセルは一度距離を取って気弾を連射した。

「…でやあっ!!」

気弾の連射をまともに浴びても悟飯の纏う気がそれを無力化し、逆にまともに悟飯の拳を頬にまともに叩き付けられることになる。

しかし、セルも体勢を整えて距離を取りつつ気弾を中心にしつつ悟飯に反撃し、悟飯は放たれる気弾を鬱陶しそうに弾きながらセルへ向かっていくのであった。

「あの馬鹿…!」

悟林はセルに怒りのままに向かっていった弟に頭痛を感じたが、同時に弟の進化を喜ぶ気持ちもあって複雑な表情を浮かべた。

「仕方ない…ピッコロさんを回収して安全な場所に…」

「それは僕達に任せてくれないか?」

悟天かトランクスにピッコロを任せようとした時、ヘドを抱えたガンマ達が声をかけてきた。

「…えっと、レッドリボン軍の人造人間が何で?」

「分かったんだよ、どっちが悪かってね…傷付いた者を守るのはヒーローの役目だ…彼は僕達に任せて欲しい」

「…分かった、じゃあ…お願い…これをピッコロさんに食べさせてくれる?」

「これは…確か、食べればどんな怪我も治す仙豆か」

ガンマ達に最後の仙豆を渡すとピッコロをガンマ達に任せて悟林達は構える。

「よし、悟飯がヘマする前にやっつけよう。50倍で行くよ」

「…なら、悟天!俺達はフュージョンだ!!」

「OK!トランクス君!姉ちゃんの修行に付き合ってて良かったね!」

最近は平和だったためか、フュージョンをする程の敵は現れなかったが、姉の修行の最低限の相手をするにはフュージョンが必須だっ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ