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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第十六話 グレート断罪王 対 銀装天使ハスデヤ!コカビエル!この世の中には容姿が醜い人間には許されずイケメンや美女になら許されることが多すぎる!容姿が醜い両親から生まれた容姿の醜い人間は生まれながらに呪いをかけられたようなものである! 顔がよけりゃぁなにしてもいいのか? 何しても許されるのか?んなわけねぇだろぉぉッ!人間の価値を顔でしか決められねぇやつは黄色ブドウ球菌手についた寿司職人が素手でにぎった寿司を食いながらスポーツチャンバラでもしてろ!
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操縦するハスデヤが放った槍に串刺しにされて爆散するコカビエル。
 そう、ハスデヤの放った槍の動きはグレート断罪王の念力によって変えられていたのだ。
 「断罪フラッシュ…!」
 愛する女性をグレート断罪王に妊娠させられ、自ら放った槍が固い友情で結ばれた戦友の命を奪ってしまった厳しすぎる現実にヨシキはショックで目の前が真っ暗になってしまった。
                * 
 気がつけばヨシキは都内を歩いていた。  
「あれ?もしかしてヨシキ君?」
 都内を歩いていたヨシキに話かけて来たのはビラを配っていたメイド服姿のミサキだった。
 「ミサキ!お前も埼玉を出て東京都に来てたのか?」
 「う、うん…まあね、ぶっちゃけ家出だけどね…それより、もうちょっとでバイト終わるからさ一緒に飲みに行かない?」
 「ああ、いいぜ」
 お互いの携帯電話の電話番号を携帯に登録し終えたヨシキとミサキはいったんその場で別れるとすぐに待ち合わせ場所のレストランで食事をしながら昔話に花を咲かせた。
 「それにしても驚いた、あのヨシキ君が東京都でスーパーの店員をしているなんて!」
 「ああ、昔から食品でみんなの笑顔と明日を作るのが俺の夢だったからね」
 「私はぶっちゃけヨシキ君ってイケメンで学校でも運動神経抜群で成績優秀だったから将来はスポーツ選手か芸能人になると思ってたよ」
 「ハハハ…正直僕はあんまり目立つのは好きじゃないからね…」
 「でも学生の時はイケメンで運動神経抜群で成績優秀だったからヨシキ君にめちゃくちゃ目立ってたしモテモテだったよね〜。でもどうしてスーパーで働こうと思ったの?」
 「ミサキは人の明日に必要なものってなんだと思う?」 
 「人の明日…?う〜ん、あ、そういうことか!食べ物!」
 「正解!食品がなければ人に明日は来ない。いい思い出も芸能界もスポーツのどんな記録も経済発展も食品から始まっているんだ!食品業は人の幸せをつくる最高の職業なんだ!」
 「へぇ〜なんかヨシキ君の話って昔から聞いてるだけでこっちも幸せになっちゃうよ〜」
 「ハハハ…大げさだよ…。それでミサキはどうしてメイドカフェでバイトしてるの?」
 「え、私?う、うん…じつは私アイドル目指しててさ…それで親に反対されて喧嘩してそのまま東京都に来ちゃったの…でもオーディションとか何回受けてもあんまり結果が出なくてさ…それでとりあえずアイドル目指しながら生活費のためにメイドカフェで働いてるって感じかな」
 「ふ〜ん…そっかぁ…でもミサキ可愛いからさ、きっといつかアイドルになれるよ!俺、絶対信じてる!ミサキがアイドルデビューしたら俺が真っ先にファンクラブ会員一号になってあげるよ!」
 「うん…ありがと…でもヨシキ君…結婚してて子どももいるんでしょ?」
 「う、
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