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魔法少女リリカルなのは 平凡な日常を望む転生者
第70話 未来組との出会い
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いたみたいだ。
だけど、普通の女の子にしか見えないんだけどな………

軽く自己紹介をして、早速俺が中心となり話し始めた。

「さて、色々聞きたい事があると思うが、取り敢えずトーマ」

「えっ!?何ですか?」

「トーマ達は新暦何年から来た?」

「新暦82年ですけど?」

「「「「えっ!?」」」」

「れ、零治さんまで何で驚いているんですか!?」

「いや、流石にそれは予想外だったから………」

何だよ、どんだけ後の人間なんだよ……

「それじゃあ、トーマは私達の3年後の人って事?」
「そうなるね」

しかし、ここにいる人物は全員俺の知ってる未来より先って事か………
ヴィヴィオはともかく、アインハルト、トーマ、リリィの事は全く知らない。

STSより先に何かあるのは確実だな。

「にぁあにぁあ!」

『猫型端末によって、ブック本体に軽度の損傷。能動排除の許可を願います』

「ダメだよ銀十字!」

リリィが物騒な事を言ってる銀十字を止める。
しかし、珍しいデバイスだな………
勝手に浮いてるし、特別な物なのか?

あっ、クリスが一生懸命ティオをたしなめようとしてる。
何度も言うし、しつこいって言われるかもしれないけど、メッチャ可愛い。

「にゃあ?」
「ティオ、クリスさんの言うとおりです、銀十字さんを噛んだらダメです、めっ!」
「にゃー!」

ティオはアインハルトに注意され、銀十字から降りた。
しかし和むな………このデバイス逹。

「おい、零治、話を進めようぜ……」

俺と一緒に和んでいたアギトだが、俺より早く我に返り、俺に声をかけた。

「おっと、そうだな。で、まとめるとだな、俺達は全員それぞれ違う未来からやって来た」

「私とアインハルトさんは新暦79年から」

「私とトーマは新暦82年から」

「そして俺達は新暦70年からだな」

「ということはここでは一番年上ですね」

「この中では一番過去だけど、俺は14だから、もしかしたらトーマの方が年上なんじゃないか?」

「俺は15。しかし14でその身長って………」

「だ、大丈夫だよトーマ!トーマってまだ成長期だからまだ伸びるよ!!」

「エリオ君も大きかったし………」

「トーマ、帰ってきて!!」

地面に座って、モジモジと何かを書き始めたトーマ。
それほどコンプレックスだったのか?

「何だか勝手に鬱になってるトーマは置いといて………みんなバラバラだな」

「私逹と零治さんは9年、トーマさんに関しては12年もズレているのですね………」

「俺は26か………結婚とかしてんのかな?」

「さあ?経ってみないと分かんないだろ」

「もしかしたら子供
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