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ライブジャスティスシリーズ
十香ファーストバトル/救済の力
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蛭川は変身すると弾き飛ばされたスタッグフォンが士道の手元に戻る。

蛭川「さて、君達は僕が直々に相手をするよ、あ、君にはこっちだったね」

蛭川は鏡を取り出す。

士道「十香!!
十香「シ……ド……」

十香の目は虚ろに士道を捉え、ベルトから赤い稲妻と黒いオーラを纏ったナヘマーメモリを構える。

蛭川「ナヘマーメモリを使い込んだ影響でメモリに込められた魔王の力が十香をの人格を支配し始めている。あと一回変身すれば完全に十香の人格は消え、完全なナヘマードーパントになる。ここで彼女を何とかしないと彼女はもう永遠に救えない。この危機的状況、君ならどうするかな?」

十香「嫌だ……シドー……私……忘れたくない……忘れるくらいなら、私はシドーの手で……」」
士道「死んだ方がマシだと、そう言いたいのか?」
十香「え……」

士道は哀しそうな目で十香を見つめる。

士道「俺は、何かを傷つけたり、壊したりすることを躊躇ってきた。皆から奪い合う事も、報復することも。全部愚かだと思っていた。でも今ここに居て気付いたんだ。

人は自分の手を赤く染めずに生きる事は出来ない。そんな綺麗事は自分の弱さだと、そう気付いたんだ」

ガシャッ

士道は腰にガンマドライバーを装着し、サンダルフォンメモリを取り出す。

士道「だから俺はこれから自分の築き上げた物、全てを捨てる、目の前のお前を救う為に、俺はこのお前の力を使って……」

サンダルフォン?

メモリを起動し、ドライバーのスロットに刺す。

士道「全て壊して……取り戻す!!」

十香「シドー……うう……うあああああ!!」

ナヘマー!! ガシャ!!

十香はメモリを起動し、衝動がままにベルトに刺した。

士道は?時に腕を組み、スロットを倒す。

士道・十香「変身!!」

サンダルフォン!!

ナヘマー!!

士道「行くぞ、十香!!」
十香「あああああああ!!」

ガギイン!!

互いに変身し、サンダルフォンソードとナヘマーブレードを突き付けた。


大きな戦いの中、蛭川の取材を受けていた男が風都観音商店街地区に現れる。

その男の手には未知のガイアドライバーと赤いメモリが握られていた。

???「あいつも、仮面ライダーか……」

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