ブレイクゲーム
五河カメンライズ/失った物と手に入れた力
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た霊結晶の霊力の残滓を外部から齎された地球の記憶と共に繋ぎ合わせる事で消滅は食い止めた。もう大丈夫だよ」
士道「ありがとう、俺の為に」
士道に礼を言われ、笑みを浮かべる澪は士道にある話を突き付ける。
澪「そしてこれは話の続きなんだけど、アイザックとの戦いは、まだ終わっていない」
士道「え?」
澪はさっきとは一転して士道に強い眼差しを向ける。
澪「新世界では人類が手にした地球の技術、ガイアメモリが存在してる。使い方によって善にも悪にもなる極めて危険な兵器」
士道「そんなものが……」
澪「新世界でアイザックはガイアメモリの技術を悪用し、魔王の力を持つ10のガイアメモリを生み出した。その力を新世界でアイザックは適応者の人間に渡し、混沌を振りまいてる。ライブジャスティスは今、その事件の解決に奔走してるの」
士道は今のライブジャスティスの行動知る。
士道「進次郎さんたちが……」
澪はそしてとてつもない真実を告げる。
澪「そして、そのガイアメモリの内、暴虐公のメモリに適応した夜刀神十香が、その力で異形となって人を襲ってる」
士道「な、なんだって!!」
この時士道は話を聞いてあの夢を思い出す、十香が助けを求めている事を悲痛に感じながら。
澪「士道……」
士道は立ち上がり、その目に力を宿す。
士道「俺、行かなきゃ」
澪は再び戦いに赴く覚悟を決めた士道を悟り、澪は告げる。
澪「士道、あなたには二つの選択肢がある。一つは私の集めた異界の戦士たちと共に戦う未来。もう一つは、かつての仲間の下に戻り、新世界の人間としてやり直すか」
士道は突き付けられた選択に対し、迷う事無く告げた。
士道「決まってるだろ、俺は皆の元に戻る。俺と十香の居場所は、騒がしいあいつらのいる場所だから」
澪はその選択に納得し、士道に大きなトランクケースを授ける。
士道「これは?」
澪「力を失った士道の為の新たな力、十香を救い、アイザックを倒すための鍵」
澪は士道の前で謎のカーテン状の壁を展開し、士道を誘う。
澪「行きなさい、そして取り戻して、失った物を全て」
士道は澪に伝えた。
士道「取り戻す、必ず」
カーテンの先を潜り、旅立つ士道を見送った澪の背後に謎の男が現れる。
???「お別れは済んだか?」
澪「計画を進める、士道の為に」
新世界
士道「うわあああ!!」
???「なあ!!」
足を踏み外し、転倒する士道。だが倒れたその目の前には白い何かが目の前に広がる。
間違いなく、それはパンツだった。
士道「ごごごご、ごめん!!」
???「士道、士道なのか!!」
士道「え?」
初対面の女子に名
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