五河カメンライズ/新たなる舞台と戦う仲間。
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シュー、カチャッ
目の前でコーヒーをカップに注ぐエド、士道は何やら落ち着かない空間で話を始める事となった。
エド「二人では話ずらいかな?」
士道「はい、この科学特捜隊と言う組織の事も進次郎さんから聞いただけなので」
するとエドは紫色の瓶を取り出す。
エド「緊張を解すには糖分が一番だ、コーヒーに砂糖とミルクを使うと良い」
士道「ありがとうございます」
甘いミルクコーヒーを飲むと士道の心はどうやら整理が付いたようだ。
士道「もう大丈夫です」
エド「それなら良かった、では、話を始めよう」
するとエドはテーブルに幾つもの情報を開示した。
エド「この世界は君によって創造された事は概ね理解している、それによってこの世界には本来なら存在しなかった我々でも理解できないテクノロジーが幾つも存在している。精霊、NEXT能力、聖遺物、属性力、独立している世界と技術はこの新世界に全て統合される形で我々の前に現れた」
士道「それが、新世界?」
エド「だが、新世界にはガイアメモリと言う謎の多い技術も存在し、それがこの世界で問題になっている事は明白だ、我々はこの技術を野放しには出来ないと判断し、ある決断を行った」
士道「その決断とは……」
エド「それらの技術を管理する特殊セクションを統合し、星団評議会によってコントロールすることだ。その為に加盟した組織は皆、世界に迫る脅威への対抗手段としてライブジャスティスの実質的な司令塔としてヒーロー活動が行われている」
士道はこの時気付く。
士道「じゃあ、ラタトスクのメンバーも……」
エド「お察しの通りだ、ラタトスクのウッドマンを含め、アポロンメディアのアニエス・ジュベール、S.O.N.G.の風鳴弦十郎、ツインテール部のトゥアール、彼らの賛同と指揮によって今のライブジャスティスは存在している」
士道「……」
唖然とする士道にエドは話を続けた。
エド「戦う為に帰って来たのなら君の居場所はラタトスクだ、こちらも君が戻って来る事を想定してプランは立ててある、今は帰って来て疲れているだろう。ゆっくり休みなさい、明日にはプランを解説する」
エドの話を聞いた後、ラタトスクの用意した個室のベッドで眠る。
だが眠れるはずもなく、士道は起き上がった。
ガチャッ
士道「これ、一体何に使うのか聞いてなかったな」
士道はケースを開け、ガンマドライバーを手に取ると腰に当てた。
ガシャッ!!
士道「!!」
突然ベルトが巻き付き、同時に頭痛を起こす。
士道「な、なんだこれ……」
すると士道の目の前に現れたのは。
澪「うまく適応できたみたいね」
士道「澪……一体これは何なんだ?」
す
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