暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第86話 やってきました、参観日!まさかの人物登場!?
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は見たくないぞ。


 顔は初めてあった人が女の子だぞと言われても信じるくらいには整ってるのにその下が筋肉ダルマなんて……怖いな、うん。


「そういえば先輩、今日は授業参観の日ですけど一龍さんは来ないんですか?」
「親父は来ないよ、去年も来なかったし今年はさらに忙しいから来ることはないだろうな。そもそもD×Dの世界には来れないし」


 小猫ちゃんが今日は授業参観の日だから親父は来ないのかと聞いてきたが来ないと答えた。シュウとマイは俺と仲間以外が近寄ると嫌がるんだ。親父も例外ではなくこちら側には来れたことはない。


「そうなんですか。私も親が早くに亡くなっているからそういった経験がないので未来の義父さまに一回くらいは見てもらいたいなって思ったのですが……」


 小猫ちゃんは少し寂しそうにそう答えた。そうか、小猫ちゃんも早くに両親を亡くしているから授業参観の日に親に来てもらったなんて経験はないのか。


 俺もそういう経験はないんだけど恥ずかしさの方が勝るから親父に来てほしいと思ったことはないんだ。でも小猫ちゃんみたいに親に見てほしいと思う子もいるんだよな。


 どうにかしてあげたいと思うがこればかりは無理だ。だってシュウとマイがストレスにすごく弱いからそれで死んでしまったらもう互いの世界を行き来することが出来なくなってしまう。


 ブルマさんが作っているという異世界を渡る装置も完成していないって聞いているし残念だが諦めてもらうしかないよな。


「大丈夫よ、小猫。また私のお父様やお兄様が来てくれるわよ」
「リアスさんの両親は毎年来るんですか?」
「ええ、そうよ。でも今年はちょっとお母様は来るか分からないわね。ライザーの婚約の件で結構揉めちゃったし」


 リアスさんは気まずそうにそう答えた。なんでもライザーとの結婚は元々彼女が大学を卒業するまでは先延ばしにする約束だったらしいのだが、それを早めたのがリアスさんのお母さんらしい。


 そのせいで母親とケンカしたリアスさんは気まずいのだろう。


「まあ私の事はいいわ。お父様にお願いして小猫の姿を録画してもらうからそれを一龍さんに見てもらったらどうかしら?」
「そ、それはそれで緊張しますね……」


 まあそんなこんなで朝飯を終えた俺達はゼノヴィアとイリナに留守番を任せて駒王学園に向かうのだった。


―――――――――

――――――

―――


 学園に登校した俺とアーシアは朝会が始まるまで松田達と話しをしていた。


「今日は授業参観かー。親に授業中の姿を見られるなんて最悪だぜ。母ちゃん怒ると怖いんだよなぁ……」
「俺も母さんが来ると言っていたから憂鬱だ……」
「アンタ達は普段か
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