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タイトル案は第一話に記載しています。
帝都終末戦争B【終】
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ー帝都 中央ー

「潔く死ね。お前にできることは、もう無い」

「いいや、信じている限り、僕が負けることはない」

大佐が勇者を追い詰め、風を集める。

イメージしろ(信じろ)..!!!!

「第三章...」
「第四章...」

二重の光を、剣に集める。

「その程度の光、跳ね返してやる..!!」

その時、大佐の頭上で、短刀が光った。

「何!!?」

(さっき石を投げた瞬間、上へと放り投げたのか!?)

(短刀は全て使い果たした..!!このまま挟撃する..!!)

「『断罪』」
「『神罰』」
「『執行』」

光だけの三重奏が、大佐へと降り注ぐ。

「ぐっ!!」

嵐を発生させて防ぐが、それでも防ぎきれず、あちこちに傷を負う。

(もう傷の回復は待てない..!! このまま光で焼き尽くす!!)

(私が負けるわけにはいかない..!! 死力を尽くして、最後の脅威を打倒する..!!)

右手を15度回し、斬撃のような風を放つ。


「第一章『救済』」
「第二章『断罪』」
「第五章『審判』」

暴風の斬撃と、光輝く十字の三重奏が重なり合って弾ける。

力は互角。両者共に一撃ごとに傷を負っていく。


ー第一章第一節_何人たりとも神に背いてはならず、神の教えは絶対の正義であるー
ー第一章第二節_魔族は人類にとっての敵であり、神に背く害悪であるー
ー第一章第三節_人に生まれたならば必ず正義を為すべきであるー
ー第一章第四節_穢れなき魂は、死後救済の地へと導かれるー

「第一章『救済』」
「第三章『神罰』」
「第四章『執行』」


終焉の光と荒れ狂う風が激突し、その衝撃で周囲が崩れていく。

激闘の最中、大佐が口を開く。

「なぜここまで......お前、狂っているな」

「いいや、僕はそう思わないな」


世界の全てが僕を非難しようとも。
正義は僕にある。
他でもない僕が、それを信じているから、戦う。


ー第二章第三節_正義を為すのに、手段を選んではならないー
ー第二章第七節_何時如何なる時も、冷静さを欠いてはならないー
ー第二章第十五節_正義を阻むものは、即ち悪であるー


理解者なんていらない。
誰にも理解されなくたっていい。
僕一人、そこに立っていれば十分だ。


「第二章『断罪』」
「第三章『神罰』」
「第五章『審判』」

光と風は、互いを削り合いながら激闘を続ける。

人生に一度だって無駄も間違いもない。
それ故に正しくて有意義だ。
僕は誰にも負けはしない。


互いに深手を負う。
もう後がない状況で、両者は接近した。


模擬戦でお前に勝った
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