暁 〜小説投稿サイト〜
タイトル案は第一話に記載しています。
ギレイス攻城戦B
[1/4]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
ーギレイス宮殿 2Fー

長く鋭い爪が、ブリュンヒルト中佐を追い込む。

両手の爪を同時に繰り出し、仕留めに掛かった。

隙がほとんどない広範囲攻撃。



仕方ないかぁ。ほんとはやりたくなかったけど。
ここで負けたら仕方ない。

眼鏡を取り出し、身に着ける。

一瞬にして、視界が澄み渡った。

「全て見えています。あなたの攻撃は」

僅かな隙間を付いて、爪を躱した。

追い詰められて角まで来たけど、移動しようかな。


今いた部屋を飛び出し、廊下に出る。


そして、爪と氷がぶつかり合った。
だが、爪は一向に当たらない。

「遅いですね。止まって見えますよ」

部屋、そして階層をいくつも跨ぎながら、交戦を続ける。

そのとき。

地面のそこら中に穴が開いていた。

別の人が戦った跡らしいね。

その穴に狼狽える私を見て、ゴルゴーンが隙と言わんばかりに攻めてくる。

「まったく、甘いですよ」

すかさず地面を氷で張り直し、体勢を整える。


攻撃を躱され、さらに地面の氷で滑り、敵はバランスを崩した。

今だ...!!


『凍て付き穿つは粗目雪(Freeze Burst)』


氷の槍を生成し、敵へ放つ。


だが、ゴルゴーンは一瞬で目の前から消えていた。

速い...!


下半身を大蛇に変え、地面を滑って素早く移動してきた。
そして、背後に回り、奇襲を仕掛けようとする。


「『咲き乱れるは雪月花(Flower of Blizzard)!!』」


それを、氷の花弁で防ぎきる。

何で見えたのか。

眼鏡のレンズでピントを合わせ、その先にある氷で反射させ、後ろを見たから。

これによって、私は全方位を掌握したも同然ってことだね。


ゴルゴーンは、その巨体を最大限生かして暴れまわる。

蛇の体は縦横無尽に駆け回り、四方八方に爪が振り回される。


攻撃が激しい。押されそうだ。

目の前には穴の開いた地面。

すかさず氷を張って、その上を素早く進む。

私を追って、ゴルゴーンはその巨体を引きずり、追ってきた。

前は行き止まりだ。

ゴルゴーンは氷の上に乗り、素早く突き進む。

でも...

「あんまり急いだら駄目ですよ」

ゴルゴーンはすぐ目の前に迫る。


「落ちますから」


薄く張った氷が砕け、ゴルゴーンは氷に挟まった。


獲った...!!


「『愛し狂うは白雪桜(Icicle Brake)』!! 」


氷は、ゴルゴーンの首を跳ね飛ばした。

ふう。とりあえず一体、仕留めた。

転移した人数から考えて、敵
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ