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タイトル案は第一話に記載しています。
ルガーデ殲滅戦?
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氷の橋を渡る。
よく見ると薄い。なるほど、それでこれほど長くできたのか。

「あっ、あんまり急いだら駄目ですよ」

「落ちますから」

「えっ...?」

そして俺はゆっくりと向こう岸へと渡った。

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さて、地上の敵個体はあらかた片付いたか。
なら、そろそろか。

「敵の本拠地が見つかったぞ!!」

兵のすべてがその場所へと移動していく。
その流れに乗って僕もそこへ向かった。

ールガーデ峡谷 南西部ー

南西部にある大穴に兵が集められる。

「おそらくここに敵の本体が潜んでいる可能性が高い」

大佐が大穴の前で状況を説明する。

「中には闇魔法による防壁があるが、敵個体を倒すごとに消滅することが確認された」

だが、防壁はまだ残っている。

「残りの個体は、地下に潜んでいる可能性が高い。地面の穴から潜入して打倒せよ」

地面の穴は合計五つ。空間は大して広くはないから精鋭が単独で向かうことになるはずだ。

「まず一つは私が叩こう。」

大佐が一つ潰すことを決め、中佐が一人一つずつ潰すことになった。
あと二つ、か。

「ゲルハルト少佐は火力の都合から地下での戦闘には向かないだろう」

大佐がそう言うと、

(た、助かったぁ...)

ゲルハルト少佐は静かに安堵した。

「俺にやらせてください。」

アルフレート少佐が名乗り出る。

あと一つだ。

「僕があいつらを倒します。」

決意の籠った様子でフランク少佐が言う。

フリッツ少佐の死を誰かが見つけて報告したのか。
それで怒りに満ちているわけか。なるほど、

「一人でいけるか?」

大佐が確認する。

「一人でも、やってやります」

少佐が覚悟を決める。

「いえ、でしたら僕もそこへ行きます。」

「そうか。ではそうしよう」

勇者の提案を大佐は了承した。


そうして、峡谷の地下へと潜っていった。




Next is.....Heading underground...










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