第44話
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俺に匹敵している」
「…通常状態…」
「さっさと超サイヤ人に変身しろ、全力で掛かってこいと言ったはずだ」
ベジータもキャベのセンスを認めつつ、超サイヤ人への変身を促すが…。
「超サイヤ人…先ほどあなたが変身した姿ですね…僕には出来ません。初めて知りました…」
「何?」
「そうか、こっちの宇宙のサイヤ人と違って温厚だから怒る機会がないのか…ねえ、教えてあげようか?」
「悟林!何言ってるんだお前はーっ!」
敵を強くしようとする悟林にビルスは怒鳴る。
「い、良いんですか…お、お願いします!」
「背中の肩甲骨辺りに気を集中させてそこがざわついてきたら気を解放すればなれるよー」
悟林としてはこのまま終わるのは味気ないし、第6宇宙のサイヤ人の超サイヤ人を見てみたい気持ちがあった。
「背中ですね…っ!はああっ!!」
悟林の言っていたようにするとキャベの髪が金色に変化し、目の色も変わる。
「ス、超サイヤ人になったぞ…」
最初の形態とは言え悟空達が苦労して到達した変身をあっさりやってのけたことにピッコロは驚く。
「悟天とトランクス君だってあっさり変身してたでしょ?コツを掴んだ上に実力さえあれば変身出来るよ」
「ふん、あっさり変身しやがって…その実力は認めてやろう。だがな、誇り高きサイヤ人なら敵の教えを受けるのは止めろ」
「…あなたが僕に何を求めているのかは知りません…でも、僕には守りたい仲間や家族がいるんです!守るための力を望むのはいけませんか!?」
「それなら貴様は自分が強くなるためならどんな相手にも媚びるのか?それこそフロストのような野郎にも?」
「そ…それは…」
守りたいもののためならキャベは頭を下げることは出来る。
しかし、もしその相手がフロストのような悪人だったらと思うと即答出来ない。
「軟弱者が…サイヤ人の王子として貴様のひ弱な根性を叩き直してやるぜ!!」
一気に超サイヤ人2となり、キャベに拳を叩き込もうとするが、何とかガードすることに成功する。
「ぐうっ!」
超サイヤ人に変身していなければ防ぐことさえ出来なかった一撃。
それどころか戦闘不能になっていたかもしれない。
「どうした?さっさと反撃してこい。第6宇宙の惑星サダラでは軟弱者しかいないのか?選手に選ばれた貴様がそれでは貴様の仲間も闘いを教えた奴を含めて軟弱揃いなんだろうぜ」
「…っ!僕の仲間やレンソウさんを侮辱するのは許さない!!」
今でも尊敬している上司にして師匠、そして共に闘ってきた仲間を侮辱されたキャベは怒りながら攻撃してくる。
攻撃する度に攻撃に鋭さが増し、そして徐々にオーラの勢いが大きくなっていく。
「っ…ま
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