第30話
[11/11]
しおりを登録しました
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
勢してくれた。
「かめはめ…波ーーーっ!!」
悟空達の渾身の気功波がセルに直撃するものの、セルは全く意に介さず攻撃を続ける。
「く、くそ!少しでも…少しでも奴の気を逸らせれば…!」
未来悟飯がかめはめ波を撃ちながら何とかセルの意識をこちらに向けることが出来ればと歯軋りする。
「ち、畜生!恨むぞ…俺達の力のなさを…!!」
自分の力が全く通用しない現実にピッコロは自分の無力さを呪う。
体の灰化が進むに連れて気功波の勢いが衰えていく悟林に、悟飯は必死に姉を助けようと気功波の威力を上げようとした。
「(昔、ピッコロさんが言ってた…もし僕にもお姉ちゃんにも負けない力があるなら…その力を出したい…!でもどうやったらその力が出せるのか分からない…!)」
この地球には母親も祖父もいるのだ。
だからセルに滅ぼされるわけにはいかない。
それなのに焦りばかりが募っていく。
少しずつセルのエネルギー波が悟林に迫り、後少しと言うところでセルの尻尾が円盤形の気弾…気円斬で切り落とされた。
「っ!」
悟林がある方向を見遣るとベジータが気円斬を投擲してくれたようで、そのおかげでセルの攻撃が弱まった。
「うわあああああっ!!!」
体の灰化が一気に進んでも構わずに気功波の威力を押し上げる。
どうせ死ぬのならと自壊覚悟で超サイヤ人2状態での界王拳を使って威力を底上げする。
次の瞬間、悟林の意識は途切れた。
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ