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魔法使い×あさき☆彡
第十四章 慶賀雲音
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ははははっとハイテンション気味に笑いながら、先ほどの天王台第三中学校の魔法使いを画面に並べ、そこに令堂和咲を加えてみた。

 明木治奈
 昭刃和美
 大鳥正香
 平家成葉
 令堂和咲

「あたしが行くまでに、魔力の使い方をたっぷり鍛えて貰っとくとええよ、令堂和咲。……しっかしこいつら、こうして顔を並べてみると、まあホンマにことごとくがちょろそうな顔やなあ」

 応芽は部屋に一人、楽しそうに笑い声を上げると、長いため息を吐き、あらためてニヤリ笑みを作った。

「ヴァイスタに、させて貰うで。みんなアホ面すぎて、ちょい気の毒な気がせんでもないけど」

 でもま、東京モンの誰がどうなろうと、知ったことか。
 あたしのために、みんな、ヴァイスタになるとええよ。

 いずれあたしもそっちへ行く。
 じわじわと、絶望へと追い詰めたるからな。

「楽しみに、しときや」
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