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おっちょこちょいのかよちゃん
160 正しき仏法の説き手、玄奘
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ろその情報の編纂(へんさん)を頼まれました」
「そっか・・・。だから正しい仏法の能力(ちから)を使って馬子や稲目達を倒せたんだね」
「いえ、私は支援をしたまで。実際に倒したのは杖の所有者、貴女ですよ」
「おお、かよちゃん、やるねえ〜」
「オイラ、こんな凄いお坊さんに助けて貰って良かったと思うブー!そうでなきゃオイラ達全滅だったブー!」
 ブー太郎は玄奘を称賛した。
「ありがとうございます」

 その頃、紂王の屋敷では妲己が機械の不具合が起きているという情報を得ていた。
「紂王様、赤軍とやらから支給された機械に所々不具合が発生しているとか」
「そうだな。それに幾人かこちらの世界の人間が倒されておる。決してこの地には入らせないように気をつけよ」
「はい」
 妲己はいつ敵が襲撃し、「あの少年」を取り返しに来るか、懸念しなければならなかった。しかし、仮に奪還できたとしてもその少年が有り難く思うかは不明だが・・・。
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