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Fate/WizarDragonknight
-Heroic-
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れながら投げられたドラグセイバーが、メフィストのアームドメフィストを破壊した。
 すると、メフィストの目に怒りが宿る。
 交差した両腕の間に闇が去来し、大きく腕を回すメフィスト。黒い闇が赤く転じ、ウルトラマンとは似たL字型に腕を組む。縦の腕より、赤い光線が発射された。

『ストライクベント』
『フレイム シューティングストライク』

 それに応じて、ウィザードと龍騎は、ともに遠距離の攻撃を行う。
 ウィザーソードガンの銃口に魔力の炎が溜まり、龍騎の腕に付けられたドラグクローにも炎が宿る。
 同時に、ドラグレッダーもまた、二人を囲むように旋回する。
 昇竜突破(ドラグクローファイア)と、メフィストのダークレイ・シュトロームが激突する。

「だああああああああああああああああああああっ!」
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!」
「______________________!」

 それぞれの力は均衡。
 やがて、合計三つの力は、亜空間を揺るがす爆発となり、ウィザード、龍騎、ファウスト、メフィストも衝撃波により地面を転がる。
 そして、手放してしまったウィザーソードガンとドラグセイバーが地面に突き刺さる。

「真司、大丈夫か?」
「ああ……なんとかな」

 ウィザードと龍騎は起き上がりながら、ファウストとメフィストを睨む。
 彼らは、今度こそトドメを刺そうと、再びそれぞれの光線の発射準備に入る。
 もう後先は考えていられない。
 そう考えたウィザードは、地面に突き刺さる二本の剣と敵を見比べる。

「真司! これ、借りるよ! トドメ任せた!」

 そう言うが速いが、ウィザードは駆け出す。突き刺さったウィザーソードガンとドラグセイバーを抜き取り、ファウストとメフィストへ踊りかかる。
 ウィザーソードガンを回転させながら牽制し、さらに上からドラグセイバーで斬りつける。ファウストの必殺技が龍の斬撃により消滅し、ファウスト自身もまた大きく後退した。

「まだまだッ!」

 さらに、ウィザードはソードガンの手を開き、ルビーを読み込ませる。

『フレイム スラッシュストライク』

ウィザーソードガン。そして、ドラグセイバー。ウィザードの体から走った炎の魔力が二本の刃に炎が宿り、ウィザードの剣は、炎の演武となる。

「はあああ……ッ!」

 コマのように回り、二体へ攻撃したあと、ウィザードは二本の剣を掲げる。
 激昂したメフィストが、格闘技を駆使して攻めてくる。
 だが、右手のウィザーソードガンで彼の拳を防ぎ、左手のドラグセイバーでその胴体を切り裂く。怯んだ隙に、二本の剣で反撃する。

「今だ! 真司!」
「っしゃあ……!」

すでに龍騎は、カードをカードデッキか
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