第131話
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者達に向けない事を命じてあります。先程の転位はあくまで”移動手段”として古代遺物を使っただけですよ。――――――教会の命令はあくまで、”連合の関係者との戦闘が発生した際に守護騎士や古代遺物の力の使用禁止――――――つまり、守護騎士や古代遺物の力を連合に向けない事”なのですから。」
「ったく、とんだ屁理屈ね。」
レーヴェの言葉に対して疲れた表情で答えたレンは気を取り直して意味ありげな笑みを浮かべてトマスに問いかけ、問いかけられたトマスは笑顔で答え、トマスの答えを聞いたセリーヌは苦笑していた。
「うふふ、なるほどね。――――――だったら、”蒼の深淵”達が援軍として現れる前にまた”間引き”をしておかないとねぇ?」
一方レンは軽く流した後再び魔人化した!
「魔人化……!」
「やれやれ……嬢ちゃんにとってはトラウマだったはずの教団の力――――――”グノーシス”を最大限に活用するとか、さすがは嬢ちゃんと言うべきか。――――――行けるか、エレイン?」
「ええ、大丈夫です。」
魔人化したレンの姿を見たロジーヌは厳しい表情で声を上げ、ジンは溜息を吐いた後真剣な表情を浮かべてエレインに訊ね、訊ねられたエレインは頷いた後前に出て自身の得物である騎士剣を構えた。
「うふふ、自分の力に自信がないような事を言っている割にジンおじさんに協力を頼まれて今回の戦争の件に自分から関わるようになった理由はもしかして”いなくなった幼馴染”が帝国にいるかもしれないと考えたからなのかしら?」
「!貴女……どうして”ヴァン”の事を――――――!なるほど、”私の記憶を読み取った”のね。女性の過去を勝手に覗き見るなんて、ご両親は一体どんな教育をしたのかしら?」
意味ありげな笑みを浮かべたレンの指摘に驚いたエレインだったがすぐにレンの能力を思い出して落ち着いた様子でレンに問いかけた。
「クスクス、両親に反対されて遊撃士になったお姉さんには言われたくない――――――わよ!!」
そしてエレインの問いかけに対して答えたレンは再びアリサ達にとっては目にも止まらぬスピードでエレインに強襲した。
「―――――ハッ!!」
「!?」
しかしエレインは騎士剣を振るってレンの強襲攻撃を弾き返し、エレインに攻撃を弾き返されたレンは驚いた。
「行けっ!!」
レンの強襲攻撃を弾き返したエレインは反撃に剣を振り下ろして衝撃波を放つクラフト―――――アークショットをレンに放ち
「!切り裂いてあげる♪」
「これは見切れるかしら?ハァァァァァァ…………ッ!!」
エレインが放った衝撃波を回避したレンは再びエレインに強襲して大鎌による5連続攻撃――――――
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