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ドリトル先生と不思議な蛸
第五幕その十

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「洋食や中華もね」
「そうそう、食べたいよね」
「夜は和食なら」
「それならね」
「洋食や中華もいいね」
「そちらも」
「うん、それでね」
 先生はさらに言いました。
「楽しんでいこうね」
「そうしたお料理もね」
「そうしていこう」
「お昼は」
「朝はいつも日の出と共にお仕事しんてね」
「ホテルの朝ご飯は食べてないけれどね」
「今朝は食べたけれど」
 これは調査をしているからです、先生は日の出と共に調査をしているので朝はホテルでは食べていなくてコンビニとかで買ったお握り等を食べているのです。
「それでもね」
「うん、そうしてるね」
「海の調査は朝がいいからね」
「だからそうしているけれど」
「お昼はね」
「そうしていこうね」
 こうお話してです、皆はホテルに向かいましたが。
 ホテルに戻ってお風呂に入ってからです、先生は晩ご飯を待っていると王子から携帯でこんなことを言われたのでした。
「ああ、その場合はね」
「どうしたらいいかな」
「もうそうした人達は無視していいよ」  
 こう王子に言うのでした。
「だってその人達はその犬を捨てたんだね」
「うん、保健所にね」
「それはもうね」
 それこそというのです。
「その人達が権利を放棄した」
「そうなるね」
「家族なのにいらないって言ってだね」
「それで保険所で里親を募集してね」
 王子もお話します。
「新しい飼い主さんがダンスを教えてね」
「犬が踊ってネットの動画で人気になって」
「自分達が飼い主と言ってね」
 そう主張してというのです。
「新しい飼い主さんに言ったんだ」
「うん、それはもうね」
「元の飼い主の人達にはだね」
「権利はないよ」 
 一切という言葉でした。
「もうね」
「それこそだよね」
「だってその犬を捨てたんだよ」
「保健所にね」
「保健所がどんなところか言うまでもないね」
「殺処分だってあるね」
「そうなっていいとまで思って」
 そうしてというのです。
「捨てたんだよ」
「それで芸をして人気になったから返せとか」
「はっきり言ってね」
 先生は眉を曇らせて言いました。
「こう言ったら何だけれど」
「虫がいい?」
「恥を知っていたらね」
 それならというのです。
「もうね」
「最初からそんなこと言わないね」
「言う筈がないよ」 
 それこそというのです。
「その時点でね」
「やっぱりそうだよね」
「そんな人達の言うことは」
 それこそというのです。
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