暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
スーパーロボット大戦OGs
0029話
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を全く感じさせない。

「凄いな。違和感が全く無い」

 口の中で機体を賞賛しつつ、空中を自由に飛び回る。
 こちらも操作がしにくいという事はない。と言うか、下手したらノーマルのアシュセイヴァーよりも操作性が上だろう。速度に関しても、ノーマルの状態でバーニアを全開にしたアシュセイヴァーよりも多少ではあるが上だ。

「バーニア、全開!」

 グロウセイヴァーのバーニアを全開にして空を飛ぶ。その速度はアシュセイヴァーのバーニア全開時に精神コマンドの加速を使用した時と大して違わない。
 なら、これはどうだ?
 クロノスに装備されている追加ブースターのスイッチをONにする。
 すると、今までの速度とは比べものにならないくらいの早さで空を飛ぶ……否、空を切り裂くグロウセイヴァー。その速度は恐らくサイバスターや速度を極限まで突き詰めたプロジェクトTDの機体にも負けていないだろう。

「しかも、この速度でこの操作性の良さとか」

 空を切り裂きながら飛び続けるグロウセイヴァーは追加ブースター自体を自由に動かす事によって空中での姿勢制御や方向転換が容易に行える。
 グロウセイヴァーの常識外れの速度を一通り体験し、取りあえず満足した後は武装の確認をする。

「まずはビームガトリング砲だな」

 折りたたんで背中側に仕舞われていたビームガトリング砲とリニアレールガンの砲身を展開させてからシミュレータの設定を弄り、取りあえず的となるガロイカを数機出現させる。

「さて、どんな感じだ?」

 ガロイカへの方へとビームガトリング砲を向けトリガーを引く。
 一発一発は小さいが、殆ど途切れる事なくビームが発射されていく。
 そしてそのビームが数発命中しただけで爆散するガロイカ。
 弾幕だけが取り柄という訳でもなく、威力自体も高いようだ。
 次はガロイカを30機程出現させて、こちらに攻撃を仕掛けるように設定する。

「喰らえ!」

 ガロイカの群れへと向けて、再度ビームガトリング砲のトリガーを引く。
 再びビームの弾幕が張られ、ガロイカは数秒も保たずに全機が破壊された。

「これは、凄いな」

 その余りの弾幕に言葉が出ない。
 ガロイカのような数で押してくるような敵に対しては絶対的なアドバンテージを得る事が出来るだろう。
 ビームガトリングの威力を感じつつ、次の武器としてグロウセイヴァーの左側に装備されているリニアレールガンを選択する。
 三度ガロイカを出現させ、狙いをつけてトリガーを引く。
 発射の際に軽い衝撃を感じるが、それ程強いものではない。これに比べればビームガトリング砲の方が反動は強いだろう。
 そしてリニアレールガンの利点はそれだけではない。ビームではない為発射光がなく、発射の際にどこから撃
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