暁 〜小説投稿サイト〜
緋弾のアリア ―瑠璃神に愛されし武偵―
T La bambina da I'ARIA…
第014弾 舞台に集い始める武偵たち 
[1/3]

[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話
Side_Nayu

「琴ちゃん、そろそろ時間よ?」
「あ、はい。今行きます」

 先輩(同僚というべき?)のCAさんに呼ばれて私は彼女のあとに続く。
 はい。今私は「綾瀬 琴里」という偽名を使いCAしてます。
 え、なんでかって? 
 そんなの、潜入するからに決まってる。
 変装は叩き起した瑠璃の力を借りている。なので、よっぽどのことがない限り、大丈夫だろう。油断はできないけれども。

 今頃はもうアリアは空港で搭乗手続きを始める頃だろう。
 想定内だけど想定外の消耗はしたがさて、ここから始まるぞ。
 待ってろや、武偵殺しさん。ちゃんと教育してやるからねぇ?
 先程の八つ当たりも入っていた私は不敵に笑みを浮かべていた。

……Side_Out……



Side_Kinji

 俺は今、理子からメールが来たので指定された場所へ向かっていた。
 何時もだったら結衣の奴の嫉妬も怖いのもあるが、そもそもこういう誘いはNGだしスルーするところだが、今回は特殊だ。
 理子は先週の凪優と結衣の奴が無双した(俺が本当に空気だった)バスジャック事件に関連した情報を引き続き調べていて、今日の探偵科(インケスタ)の授業をフケていた。
 それに今日はアリアだけじゃなく、凪優に結衣も学校を休んでいた。その事も気になるしな。
 まぁ、何と言うか、『虫の報せ』ってやつだ。
 モノレールで学園島から台場に向かい、指定された店、「クラブ・エステーラ」に少し迷いつつも到着した。
 どうやら此処は高級なカラオケ店のようだ。
 店の駐車場には悪趣味な極彩(ショッキング)ピンクの改造ベスパが停めてある。
 あの一度見たら二度と忘れられないやつは理子のだったな。
「この子は一見、50ccなんだけど、時速はなんと、150km出せちゃうんだよ!」と自慢していたしな。
 そんな車検スレスレの魔改造を施したのは武藤である。いくら金を積まれたからってホント、仕事選べよ。
 時刻は早いもので夕方の6時。
 何時もよりやけに鮮明な夕焼けは鮮血のようで、紺色の千切れ雲が異様に速く流れていた。
 これは東京に迫る台風の影響なのだろうか。何時もより、風が、強い。
 クラブに入った俺の目に飛び込んできたのはバーラウンジで会社帰りのOLやデート中の若者が芸術品のようなケーキをつついている光景。
 よく見れば、その中に武偵校の女子もちらほら混じっている。流行ってるんだなこの店。

「キぃーくぅーん!」

 奥から小走りにやってきた理子は何時ものロリータ制服を着ていた。
 ……いや、なんか今日のは一段となんというか……スゴい。
 本人に言わせると《《勝負服》》だそうだ。ま、心底どうでもいいが。
 この後、理子のペースに完全に乗せられ
[8]前話 前書き [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ