暁 〜小説投稿サイト〜
とある愚者の転生記
リリカルなのは編
第十四話 私はのび太の使い魔ですから
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研究の成果は特許として莫大な資産を産み出し、そのおかげでプロジェクトFATEを含む違法研究やら必要そうなロストロギアの収集を行えたらしい。

 ………お願いします、違法研究やら違法ロストロギアとかはしっかりと処分しといてください、リニス先生。





 時は過ぎ、4月は終わり、カレンダーは5月になった。
 ゴールデンウィークのお休みは温泉旅行だ。
 元々、高町家・月村家・バニングス家の3家で行く予定だったのを野比家と八神家が加わった。

 そして今現在、ユーノがいない。

 一応気にはかけていたんだが、念話は届いていない、と思う。
 まさか、なのはちゃんに聞くわけにもいかないしね。

 見た感じ、レイジング・ハートをなのはちゃんは持っていない(首にかけてない)ので、魔法少女にもなっていない、と思われる。
 話しがついているフェイト達が襲って来るとか以前に、ジュエル・シードは既にすべて封印されてるしね。

 もう、原作のげの字もないな。

 原作と言えば、グレアム一派については頼人まかせとなっているが、月1回ぐらい猫フォームで家を伺う程度らしい。

 それから、野比家・バニングス家・月村家の保護者会議とその後の頼人達との話し合いの結果、闇の書の封印ができ次第、頼人とはやては麻帆良市に引っ越すのが決まった。
 管理局という組織から逃げるのに、関東魔法協会という組織のお膝元に逃げるのは正しいんだろう。
 関東魔法協会やら悠久の風やらに所属するかしないかは、それぞれを知ってからで良いというのが決断の一押しだったみたいだ。

 その際、頼人達を気に入ったアリサ父・アリサ母から「いっそのこと2人とも養子に」という話しも出たがとりあえず保留となっている。
 まぁ、後見人となっているグレアム氏をどうにかしないといけないしね。



 温泉旅行も何事もなく楽しんで終わり、ゴールデンウィークのお休みも終わり、小学校に通う日々が始まります。



 そんな日が続き、しばらくしたらリニスが帰って来ました。
 準備が整ったようです。

 前回の4人に、保護者として俺の両親、忍さん、ノエルさんとファリンさん(月村家メイドさん)、鮫島さん(バニングス家執事さん)の6人を加え、総勢10名で時の庭園に渡る。

 自己紹介の後、すべての準備が整ったと報告される。
 形式として、『ジュエル・シード21個の対価として、プレシアの資産を使い魔リニスを経由して譲渡する』という契約書をミッド語と日本語で2枚ずつ作成し、署名する。
 契約書の内容は保護者ズに一応確認してもらう。ちなみに忍さんはすでにミッド語の読解は完璧だ。

 その後、アルハザードへの渡航儀式の説明がされる。
 詳しい理論はちんぷんかんぷんだが
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