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Re.IS〜For the love & peace〜
7.日常のS/チャンスは準備された心に
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 ていうか字面でわかるだろ!
「……………………一夏。流石に今のは擁護できんぞ」
「箒まで!?」
「じゃあ、箒ちゃん。説明よろしく」
「ちゃんをつけるな。コホン、でh」
 説明しよう!専用機とは、その名の通りパーソナライズされた機体のことをさす。ISコアは現在467個しかない。それを全世界で分配しているわけだが実戦配備されているものが大半であり企業の開発用は基本的に少ない。更にそれを世界で分配しているんだから国でも使えるコアなんか十数個あれば多い部類で数個の国が大半だ。そこから貸しているような形だが個人用にパーソナライズされた機体をくれるというのだ。
「というわけだ。ところで今私の説明が誰かに丸々カットされたように感じたんだが気のせいか?」
「気のせいでしょ。まあ、あのブリティッシュガールはともかく、問題はレミリアだろうな」
「そんなに強いのか?」
「ぶっちゃけ比べ物になんないだろう。なんたってレミリアは国家代表だ。候補生でしかないオルコットと比べるのも烏滸がましいだろう」
 レミリアにだけは俺も負けるわけには行けない。ていうか、他の二人にも負けるわけには行けないんだけど。
 ごちそうさまでした、と手を合わせて席を立つ。
「もう戻るのか?」
「ああ。少し山田先生に用もあるしな。それに、お隣さんは二人っきりをご所望みたいだし」
「なっ!///」
「じゃあ、あとは若い二人でってことで、Chao!」
 そう言って食堂を飛び出し俺は職員室へと向かった。



 時間は飛び放課後。俺は教室で一夏と駄弁っていた。
「あ”〜。まだ頭がヒリヒリする」
「あの人すごいな寸分たがわず同じ場所に出席簿を落としてたぞ」
 やっぱりプロは違うな。いや、何のプロかは知らないけど。
「でも、今日やったところ基礎中の基礎だぞ」
「むしろなんでお前は着いていけてるんだよ」
「まあ自分、天っ才ってやつですから」
 そういうと一夏はそうかそうかお前もそういうやつなのかみたいな目線を送る。おい、姉弟そろって同じような視線を送るな。二人とも同じ反応を示したということはなるほど束さんのせいか。今度お菓子抜きの刑に処してやろう。










「なんで!?」









「ん?今兎の悲鳴が聞こえなかったか?」
「あ?何言ってんだお前?頭打ったか?」
「馬鹿に頭おかしいなんて言われたくないっての」
「馬鹿じゃねーよ。せめて剣つけろよ」
 いや、筋肉じゃないんかーい。
「良かった〜。まだいたんですね」
 そう言って入ってきたのは山田先生だった。どうしたんだろうか。それよりも
「どうしたんですか?そんなに慌てて」
「実はお二人には本日から寮に入ってもらう運びになりまして」
「え?一週間
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